2020.07.05 Inter FM「Daisy Holiday!」より
(以下、特記無き場合はH:)
はい、こんばんは、細野晴臣です。みなさんいかがお過ごしでしょうかね。えー…予告通り、月初めに「手作り」をやっていきたいな、と。言ったからにはやらなきゃな、と。しかし…おんなじ感じがダラダラっと、メリハリがない感じが続いてますよね。そのうち晴れるんでしょうかね。
で、きょうは…そんなわけで、思いつくまま音楽をかけていきたいと思います。まず最初はですね、恒例になってます、「真夜中のランチタイム・ミュージック」。ザ・ハーモニーキャッツ(The Harmonicats)の"Tea for Two"!
Tea for Two - The Harmonicats
それでは"Tea for Two"つながりで行きたいと思います。ジョー・ムーニー(Joe Mooney)の"Tea for Two"ですけど…ウーロンティーが好きみたい。
Tea for Two - Joe Mooney
モーズ・アリソン(Mose Allison)です。"Some Right, Some Wrong"。
Some Right, Some Wrong - Mose Allison
(from『The Way Of The World』)
えー、3週間前になりますかね。クロード・ソーンヒル(Claude Thornhill)特集をやってマキシン・サリヴァン(Maxine Sullivan)をかけましたけど。そのマキシン・サリヴァンのバッキングでベースを弾いていたのがジョン・カービー(John Kirby)で…そのジョン・カービー&ヒズ・オーケストラというのがあります。まぁ、まずはマキシン・サリヴァンの歌を聴いてください。"Nice Work If You Can Get It"。
Nice Work If You Can Get It - Maxine Sullivan
ジョン・カービーという人はマキシン・サリヴァンと結婚した後、ウナ・メイ・カーライル(Una Mae Carlisle)のプロデュースをしています。
I Met You Then, I Know You Now - Una Mae Carlisle
えー、ウナ・メイ・カーライルで"I Met You Then, I Know You Now"でした。
さて、この曲はですね。オランダのアムステルダムのバスタ・レコード(Basta)で活躍していたフェイ・ラブスキー(Fay Lovesky)という女性。すばらしい才能なんですけど。ドミニク・クラヴィック(Dominique Cravic)といっしょにインストをやってます。"Shades of Harry"。
Shades of Harry - Fay Lovesky & Dominique Cravic
(from『Simply Unique』)
ロンドン出身の若者、ジェイコブ・コーリアー(Jacob Collier)という…これはすばらしい才能の持ち主ですね。ビーチ・ボーイズ(The Beach Boys)の"In My Room"をやってます。
In My Room - Jacob Collier
(from『In My Room』)
ずいぶん前になりますけど、ウィルソン&フィリップス(Wilson Phillips)という…ビーチ・ボーイズとママス&パパス(The Mamas & The Papas)の娘ふたりですね。"Good Vibrations"やってます。
Good Vibrations - Wilson Phillips
(from『Dedicated』)
If I Loved You - Jeff Lynne
(from『Long Wave』)
えー、きょう最後にかける歌はですね、スティナ・ノールデンスタン(Stina Nordenstam)。スウェーデン、ストックホルムの女性シンガーですけど。ひさしぶりにかける曲…この曲はほんとによく、昔かけてたんですけど。"I See You Again"。では、みなさんお元気で。また会いましょう。
I See You Again - Stina Nordernstam
(from『And She Closed Her Eyes』)