2020.01.26 Inter FM「Daisy Holiday!」より
H:こんばんは。細野晴臣です。きょうですね、2年前…来て頂いた声優、アイドル(笑)
?:(笑)
H:豊崎愛生さん。
H:はい、こんばんは、いらっしゃい。
豊崎:おじゃまします…はぁ~、またしても呼んで頂けるなんて!
H:いやいや…(笑)ついね、こないだ、イエローマジックショー3に出て頂いて。
豊崎:はい、出演させて頂きまして…それもホントに、私の中では奇跡で。
H:奇跡?(笑)
豊崎:はい。会社のみなさんとか、周りの人たちに、「私、今が人生のピークだ」って言うのをずっと言ってたんです(笑)
H:そうなの?(笑)
豊崎:でも、思い返してみれば前回ラジオに呼んで頂いたときにもみんなに「私、細野さんのラジオに出られるなんて今がたぶん人生のピークだと思う」っていうのを2年半前から言ってたんで…(笑)
H:ピークがいっぱいあるね(笑)
豊崎:なので、[ピークを]更新して頂きました。ありがとうございます!また呼んで頂けるとは…
H:いえいえ…
豊崎:そう!前回ここにお邪魔させてもらったときに、私、あまりにも細野さんが好き過ぎて、ボロボロ泣いてしまって…(笑)
H:え、ホントに?(笑)
豊崎:そうなんです(笑)
H:泣いたっていうのは知らなかったな。
豊崎:いやぁ、今もね、泣きそうな気持ちはあるんですけど…(笑)きょうはもうね、一時間前にここに着いたんで。
H:あ、そっか。そうなんだよね(笑)
豊崎:そうなんです(笑)
H:ごめんなさいね(笑)
豊崎:いや、ぜんぜんです!私が時間を…勘違いというか、意気込み過ぎて…
H:もう、でも、忙しいでしょ?
豊崎:あ、でもそんなことないです。そんなことないです、っていうか…(笑)楽しくお仕事させて頂いてるので…
H:楽しそうだね。んー。
豊崎:はい。もう、好きなことばっかりですね。
H:あ、ホント?それはよかったねぇ。
豊崎:(笑)
H:でも、最初はやっぱりいろんな経験をして、いろんな苦労をしたんでしょうね。
豊崎:そうですね。上手くいかないこともほとんどで、いまも上手くいかないことだらけだな、と。
H:そうなの?
豊崎:はい。思いますね。特に、なんか…声の仕事をやっていて、音楽にも関わらせて頂いたり、作らせてもらってたりとかで…声優のお仕事って、原作とか…元の漫画があったりとか、小説があったりとか、っていうことがほとんどで。
H:そうだよね。うん。
豊崎:それを表現する…なんて言うんだろうな、ポジションの一つというか。そういう気持ちでお仕事をさせてもらっていることが多いので…音楽を作るとかって、ゼロから…
H:うん、違う世界だね。
豊崎:はい。クリエイトするっていう…
H:なんとなくわかるよ。あの、キャラクターでやってるじゃない?アニメのね。だいたい小っちゃな女の子、っていうか、かわいい、ね?(笑)
豊崎:そうですね(笑)
H:それに合わせて、自分もそっちに気持ちがずーっと行ってるわけでしょ?たぶんね。
豊崎:そうですね。
H:で、そうやって声を出してるし。でも、そういうアルバムじゃなくて「自分のアルバム」を作るときに「自分」に戻るわけだよね。
豊崎:はい。
H:そうすると、自分の中のいちばん奥のほうから出てくるものを表現したい、と思うんでしょうね。
豊崎:そうですね。なんか、「本来の自分」っていうのが…それこそ午前中に子ども向け作品で、小さいおともだち向けに声を出していて、すごい平和な世界線でおしゃべりしてて…(笑)
H:(笑)
豊崎:でも午後になると、めちゃくちゃシリアスな…戦う現場に行ったりとか。もう、命がかかってる、みたいな状況…
H:そうかそうか。作品によってキャラが変わってくるって、他になかなか…俳優さんはそうかもしれないけど、ちょっと違うな。やっぱり声優さんって特殊ですよね。
豊崎:なんかこう、一日にいろんな役を何個もやったりとか…
H:器用だねぇ…
豊崎:それをもう、10年以上繰り返してると、「本当の自分」はいったいどの声で、いったい私は誰なんだ、みたいな…(笑)
H:だろうね(笑)
豊崎:そんなときに、自分のルーツに戻るために、もともと好きだったもの…なんでもなかった自分が、声優という仕事を始める前になにを聴いていたのか、とか。じゃあ、子どもの頃になにが好きで、何色が好きで、とか。
H:うんうん。
豊崎:そういうことを掘り下げる中で、細野さんの音楽は常に、私のルーツの琴線に触れ続けていてくれていたな、っていうのをすごく思うので…
H:そっかそっか。そういう関わりがあるわけだな。
豊崎:前にここに呼んで頂いたときに、「そもそも僕を最初に知ったのはいつなの?」みたいなお話をして頂いたときに…
H:そうそう、訊いた訊いた。
豊崎:そこもよく考えると、たぶん「ちびまる子ちゃん」の映画だったりとかしていて(笑)
H:あ、やっぱりそうかそうか!あれが"はらいそ"だったからな。
[*1992年公開『ちびまる子ちゃん わたしの好きな歌』の劇中で"はらいそ"が使われている。その他の使用楽曲も必見(ただし2020年1月現在で未円盤化)。]
豊崎:それも含めて、たぶん、自分の人生で…なんて言うんだろうな、元を辿って行けばいくほど…いまアニメの仕事をしているっていうことも含めて。音楽が大好きで、とか。ルーツを辿れば結局細野さんがいる(笑)
H:(笑)
豊崎:っていう感じになってるな、っていうのはすごく思うので…
H:そうかそうか。
豊崎:またお会いできて本当に…光栄だし、うれしいです。
H:いえいえ…
H:じゃあ、音楽聴きましょっか。ね(笑)
豊崎:ごめんなさい、なんか…(笑)
H:豊崎さん…なんて呼ばれてるんでしたっけ?愛ちゃん?
豊崎:「あきちゃん」です(笑)
H:あきちゃん。あー…字が難しいんだよね。
豊崎:そうなんです、愛が生まれる、って書いて…
H:「あいなま」って言う人もいるんでしょ?(笑)
豊崎:そうです!(笑)もう、好きなように呼んで頂いてぜんぜんいいですよ、ってみなさんに言ってるんですけど、細野さんには「あきちゃん」って呼んでもらえるとうれしい…
H:あ、じゃあ…
豊崎:あー!うれしい~!(笑)
H:じゃあ、あきちゃんのソロから…
豊崎:(高音)~!
H:なにがいい?
豊崎:あの…(笑)ちょっと落ち着きますね。あ、コーヒーをいただきます!せっかく淹れて頂いたんで…
H:どうぞどうぞ。コーヒー好きなんだよね?
豊崎:コーヒー大好きです。きょうも3杯くらい飲んできました。
H:へぇ。じゃあ僕は…これ吸っていい?
豊崎:あ、もちろんです。
H:声の人って、気を付けてる?大丈夫?
豊崎:あ、ぜんぜん大丈夫です。私、父親もsmokingな人だったので。
H:あ…ホッとした(笑)
豊崎:でも、『NO SMOKING』観ました!
H:ん!観たんだ!
豊崎:おもしろかった(笑)観に行って…観に行ったんですけど、改めて情報を確認してると、私が観に行った日じゃない日に、細野さんのサインが当たるよ、みたいなのを…(笑)
H:あ、そうなんだ(笑)
豊崎:劇場の…きょうご覧になった方の中から当たるよ、っていうのがあったんで、「あ、そっちに行こう!」と思って。行こうとしたんですけど…でもちょっと、なんか大人気ない、っていうとアレなんですけど…(笑)
H:[サインなら]あげるよ、そんな…(笑)
豊崎:いや…(笑)いまのはおねだりしたわけじゃぜんぜんなくて!前も…私のずっと大事にしていた『HOSONO HOUSE』にサインを頂いてたりとか。
H:うん、そうですね。
豊崎:もう、思い出がもう、なによりも勝ります!なんの話をしてたんだ…あ、コーヒーを飲みました!
H:それで、曲をかけて…(笑)
豊崎:そうだ!そうなの、そうなんです…(笑)あの…そうなんです、私、声優なので…なんて言うんだろう、自分の歌い方とか、ホントの自分ってなんだろうとか。
H:うん。
豊崎:もともとコンプレックスがすごくあって。声に対して。
H:あ、そうなの?
豊崎:でも、だからこそ歌える歌、っていうのをすごく探していて。いまも答えは出てないというか、探し中なんですけど…
H:わかるわかる。プロセスだ。んー。
豊崎:なんかこう…なんて言うんだろうな、「台詞を読むように」じゃないけど、「歌を歌いあげる」じゃなくて、普段おしゃべりをしているからこそ…「お話してるように歌が歌えるといいな」っていうのを思いながら歌った歌で…
H:いいね。うんうん。
H:あ、そう!
豊崎:はい。演奏も曲も詞もぜんぶ…
H:それはそれは。
豊崎:MVにも出演してくださった、すごく思い入れのある1曲です。
H:聴かせてください。
Dill - 豊崎愛生
H:うん。難しい?歌うの。
豊崎:8分の6拍子?とか…(笑)
H:拍子がね。あ、でもね、クラムボンと相性いいね。
豊崎:ありがとうございます。他にも…その後もミトさんに作ってもらった曲があったりとか。大助さん(伊藤大助)に叩いてもらったドラムがあったりとか…なんですけど、そうなんです(笑)
H:(笑)
豊崎:10年…は経ってないけど、実はそれぐらい前の曲で。
H:そう?いつ?これ。
豊崎:2010年とかですね。
H:あ、そんな前なの?これ。へぇ。
豊崎:そうなんです。
H:いまでも交流ある?
豊崎:そうですね。ミトさんはラーメン屋さんで美味しいお店をいっぱい教えてくれます(笑)
H:そうなんだ(笑)
豊崎:はい(笑)
H:僕は一度だけ、声優の仕事…仕事っていうか、ゲストみたいので…ちょい役でね。あれはなんだっけ?「犬の生活」?『犬ヶ島』だ。「犬の生活」は違う映画だ(笑)
豊崎:(笑)
H:『犬ヶ島(Isle of Dogs)』っていう…アメリカのね、アニメの。犬の役ですけど。
豊崎:はい。
H:難しいね。いや、まぁ、なんとか出来たんだけど。特殊な仕事だな、と思いましたよ。だって、台本見ながら画面も見て。
豊崎:(笑)
H:台本の字を落としちゃいけないしね。でも、画面の口合わせもしないといけないっていう。両方、2つ、違う脳を使うじゃない。
豊崎:そうですね。
H:それは10年もやってると、やっぱり慣れちゃうのかね。
豊崎:私、右目と左目の視力がぜんぜん違うんです(笑)
H:え、やっぱりそうなんだ。
豊崎:その所為じゃないかもしれないんですけど…でも、なんか、癖がやっぱりあって。
H:うん。
豊崎:私は左手で台本を持って、右目で画面を見てるみたいなんですよね。
H:じゃあ左目は台本見てるわけ?(笑)
豊崎:だから、左は近いものを見ていて、右目は遠くにピントが合うみたいで。
H:それで、やっぱり、視力が変わっちゃったんだね。
豊崎:そう、かもしれないです。それもあるかもしれないです(笑)
H:おそらく脳の使い方もそうなんだと思うよ。右の脳、左の脳で使い分けてるんだろうね。
豊崎:もう、私からすると…細野さん、ドラマ出られるじゃないですか。
H:いやいやいやいや…(笑)
豊崎:(笑)台詞を覚えるとか、身体…自分の姿かたちを使って表現するとか…
H:なんでやるんだろう、自分でも、ホンっトに…やりたくないのにやっちゃうっていう(笑)
豊崎:えー?もう楽しみでしかない…それこそコントもめちゃくちゃ楽しかったです(笑)
H:コントはね、楽しいんだよね。
豊崎:(笑)
H:カツラかぶったりね。ああいう風にすると、なんかすごい楽しいの。素のままでは出られないんだよな、コントは。
豊崎:そうなんですね(笑)
H:昔のね、コメディアンの人もみんなそう。鼻の頭を赤く塗ったりね。そうすると、キャラがコメディアンになる、っていう。
豊崎:うんうん。
H:それで舞台でおもしろいこと出来る、っていう。素顔で出て行く人があんまりいなかったから、昔は。
豊崎:あー、そうなんですね。私も、なんか、アニメの仕事って…なんて言うんだろう、自分の顔とか姿じゃないところにキャラクターが…自分の分まで空を飛んでくれたりとか(笑)かわいく居てくれたりとか。
H:そうだよね。んー。
豊崎:それこそ、動物になってくれたりとか。いろんな人生を体験できるっていうか…今回の人生では絶対に叶わなかった夢みたいなものをたくさん見せてくれるというか。それ[キャラクター]として生きていく時間をもらえる、っていう気がしてて。
H:なるほどね。
豊崎:それがすごく楽しい仕事だなぁ、とは思うので。キャラクターが私にとっては一つのお面というか、メイクというか。
H:そういう人…声優さんって[顔出しで]映画に出て演技する、とか、そういうことはあんまり考えないのかな?
豊崎:最近はもう、なんでも出来る人がいっぱい増えてて…(笑)
H:あー、そうね(笑)
豊崎:すごいなぁ、と思います。
H:いや、みんなすごいよね。表現力がね。
豊崎:ホントに…怖いもんなしなのかな、って思う人が周りにいっぱいいます(笑)
H:そう(笑)
H:でも、ないの?そういうことは。俳優さん。あるでしょ?
豊崎:そうですね…比較的、多いほうかもしれないんですけど…(笑)
H:ですよね。
豊崎:なんか、ユニットをまた別で…ソロの音楽活動とはまた別でユニットを組ませてもらっていて。
H:前のは…「ソフィア」?
H:うん。「スフィア」だ、そうだ(笑)
豊崎:4人組で歌を歌わせてもらったりとか、コンサートをやらせてもらったりとか…してるんですけど、そっちとかはまたぜんぜん…ソロの音楽活動では見えなかった景色っていうのを見せてもらえたりとか。出会わなかった音楽だったりとか…
H:わりとアニメに近い世界があるの?
豊崎:そうですね…どっちかって言うと、ユニットのほうはお客様がいちばん望むもの、っていうのを…見た目とか、パフォーマンスとかも含めて、迷ったときはそっちを第一優先して選んでいきたい、っていう気持ちがあって。
H:んー。
豊崎:その反動…でもないんですけど(笑)ソロの音楽活動は…わりとグッズとかから自分で関わらせてもらったりとか。なるべく0から1を創り出せるような人たちの近くに身を置いて…みたいな。
H:なるほどね。
豊崎:表現者というよりは…みたいな気持ちでいるんですけど。そこがスタンスとしてはけっこう違う…
H:じゃあまた音楽、聴かせてもらっていいかな?
豊崎:えーと、もう1曲、すごく悩んだんですけど…私、東京タワーがすごく好きで。
H:いいね、僕も好きだよ(笑)
豊崎:(笑)
H:スカイツリーも最近、まぁいいかな、と思うようになってきたけど(笑)
豊崎:そうですね。でも、断然東京タワーのかわいさが…
H:ね。スカイツリーができてから余計、そう思うようになったね。
豊崎:はい。一生懸命感とか…光の感じとかも愛おしくなって。
H:そうそう。うん。
豊崎:で、やっぱり東京の象徴というか。私の中ではあこがれの象徴が東京タワーで。で、へこんだりとか…ちょっと迷ったりとかしたら、東京タワーにのぼるようにしてます(笑)
H:のぼるんだ(笑)
豊崎:そういう気持ちを音楽チームに伝えて作ってもらった曲というのがあるので…それをぜひ聴いてもらいたいと思います。
H:はい。
タワーライト - 豊崎愛生
(from 『all time Lovin'』)
H:いや、すばらしいね。
豊崎:ありがとうございます。
H:これ、ヘッドフォンで聴くと良いね(笑)
豊崎:永野亮さんというアーティストさんに作って頂いて。
H:あ、ホント?音作りがすごい優秀ね。
豊崎:ディレクターさんに伝えておきます…(笑)
H:(笑)
豊崎:うれしいです。わぁ、うれしいな…
H:これからまた、こういうアルバムは…そろそろ作るのかな?
豊崎:どうなんですかね?(笑)[作りたいっていう]気持ちはすごくあって。で、もう、ちょうど私は音楽活動10周年の年なので…いままで耳を傾けてくださった方に、なにかしら形として恩返しというか、ありがとうというか、プレゼントを…
H:うわぁ、偉いな(笑)
豊崎:(笑)
H:僕は恩返し、なんにもしてないわ(笑)
豊崎:いやー!細野さんからは頂き過ぎていて、もう…(笑)
H:(笑)
豊崎:世の中の人々は何を/どう細野さんに返せばいいのか!っていう状態だと思います。
H:いやいや…
豊崎:なので、私…こないだイエローマジックショー3に参加させて頂いたときに、錚々たるメンバーのみなさんを見て…出演予定のみなさんを見たときに、私なんかが混ざって良き場所ではない、みたいなことをすごい思ったんですけど…(笑)
H:とんでもない(笑)
豊崎:「細野さんに50周年おめでとう&ありがとうを言いたい」ということを直接言いたい、という気持ちだけで参加しました(笑)
H:あ、そっか(笑)ありがたいことで…
豊崎:申し訳ない、逆に、ホントに…(笑)
H:いやいや、あそこにいちゃいけないのは自分だよ(笑)
豊崎:なにをおっしゃいます…(笑)
H:(笑)
豊崎:いやいや、もう、人生を変えてくれた…と言うと、ちょっと重たいかもしれないんですけど(笑)
H:いやいや…
豊崎:でも、勝手に私はそういう方が…細野さんもそうだし、曲を作ってくださっていたアーティストさん、みんなそれぞれ…新しい曲に出会うたびに…私、すごい影響されやすいので、価値観をどんどん変えてもらったりとか。
H:いいことだよ。
豊崎:あ、こういうレコーディングの仕方あるんだ、とか。
H:あ、なんだおんなじだよ、僕も。おんなじように聴いてるよ(笑)いま聴いてて、あ!すごい良い音!とか思ってた(笑)
豊崎:わぁ、うれしい…ありがとうございます。なんか、楽しいことをいっぱい、形にして返して行けたらいいな、とは思ってはいます。
H:これからも、じゃあ、楽しみにしてますので。
豊崎:わぁ。
H:また来てもらおうかな。折々。
豊崎:ホントですか!いいんですか?
H:もちろん。
豊崎:え!言いましたね?(笑)
H:言ったよ!(笑)
豊崎:逆にちょっと、最後に…きょうはなんで呼んで頂けたんでしょう?(笑)
H:いや、やっぱりお礼っていうか、出て頂いた…(笑)コントに出るってなかなかないですよね。抵抗はなかったのかね?
豊崎:あんまりないです、コントに関しては(笑)
H:ならよかった(笑)
豊崎:むしろ、安部さん(安部勇磨)みたいに、細野さんの目の前で歌う、とか…(笑)
H:(笑)
豊崎:演奏する、とかっていうアーティストのみなさん…
H:緊張してたよね、安部くんは(笑)
豊崎:ホントすごいなぁ、と思って。しかも犬の格好で…(笑)
H:ホントにね、よくやってもらって…みなさんにはホントに感謝してるんですけどね。
豊崎:コントなら、もう、いつだって要員として呼んで頂ければ…(笑)
H:ホントに?ホントだね?(笑)
豊崎:私はどういう方向性を目指してるのかアレなんですけど…(笑)でも、もう…とても楽しい時間を過ごさせて頂けて。改めてここでも…本当にありがとうございました。呼んで頂いて。
H:いやいや…とんでもないです。声優界のアイドルに来て頂いて…
豊崎:いやいやいや…
H:おまけに自分のアルバム聴いてもらってて。うれしいです(笑)
豊崎:いや、こちらこそ、もう…
H:じゃあね、次のアルバム、楽しみにしてます。
豊崎:はい。がんばって、なんか…いろんなものを吸収して、胸を張って…自慢のように届けられるものを…(笑)
H:大丈夫そうだな。楽しそうだし。んー。
豊崎:ちゃんと聴いてもらえるよう…そしてあわよくば、なんか、どこかでご一緒できるように。
H:そうだね。コントじゃなくて?(笑)
豊崎:そうですね(笑)コントもうれしいし…音楽的なところで、また人生として交わることができたら本当に…それが私の次の目標、かな?はい。
H:うん。じゃあ僕も、まだがんばります(笑)
豊崎:(笑)
H:また来てください。
豊崎:わぁ、ありがとうございました。
H:豊崎愛生さんでした。
豊崎:ありがとうございました!