2021.05.23 Inter FM「Daisy Holiday!」より
H:細野晴臣です。さぁ!幸宏が来てます。
幸宏:た?
H:え?
幸宏:いま「た」って言いませんでした?
H:言わない言わない(笑)
幸宏:あ、「さぁ」って言ったのか。
H:疲れちゃった(笑)いらっしゃい!
幸宏:おじゃまします。もう2時間くらい経つかな?
H:そうなんだよ。そのうちまたラジオでスケッチショウの特集やるんで…その前哨戦できょうはやりましょうかね。
幸宏:わかりました!
H:どうですか?最近は。
幸宏:そうですね…なんか、去年の大病の後、すごく良くなってる感じもないんですよね。
H:おやまぁ。
幸宏:ただ全然、悪くなってる様子がないので…
H:じゃあ普通ってことだよ。
幸宏:ただ、ひとつだけね…調子に乗って軽井沢の川の横で…いつもは行かない、バカにしてるような川なんですけど。
H:(笑)
幸宏:その横で転んじゃったんですよ。
H:ほらね、バカにするから。
幸宏:そこで顎を切って、5針縫って。で、そこまでは別にどうってことはなかったんですけど。
H:いや、どうってことあるでしょ(笑)
幸宏:砂利が入ってたのを全部出してもらって。そしたら、顎関節にひびがちょっとだけ…口が開かなくなっちゃって(笑)
H:大ごとじゃん。信じらんない。
幸宏:まぁ、今は開いてますけどね。
H:治りが早いよね。
幸宏:どうですかね?これは治り…遅いんじゃないですかね?
H:そうなの?いや、大怪我じゃん。それ。
幸宏:普通はイヤですよね。手術できるような怪我じゃないから。
H:イヤだなぁ…まぁ気を付けないとね。歳取ると…
幸宏:そうです。だから調子に乗るな、と。
H:ホントホント。僕もよく転ぶからね。なんでもないところで。
幸宏:そう。その話しましたね、だいぶ前に。歳取ってくるとね、前に重心がかかっちゃって。
H:そうそう。
幸宏:なんか、トントントントンって前に行っちゃうことがあるんですよ。
H:あるんだよ。月面着陸みたいな感じで浮いちゃうんだよ、身体が。
幸宏:火星歩行じゃなくて…(笑)
H:重力が違うんじゃないかなと思う。
幸宏:要するに…たぶんね、体幹ってやつじゃないですか?
H:体幹、衰えてるよ。んー。
幸宏:自分の幹が真ん中にガツンとないと…前に前に行こうとしちゃったり。のけ反ったり。
H:そう。若い頃はあんな風に倒れたことないからね。
幸宏:でしょ?
H:あれよあれよという間に地面にぶつかってく(笑)
幸宏:なんにもわかんないんですよね、自分で。なぜこんなことになったんだろう。
H:そうなんだよ(笑)
幸宏:しかも、僕のファンの子が一緒に来てて、釣りに。僕を送ってくれて、荷物を持って先に歩いてたんですよ。そしたら来ないから、来て来て!って合図で呼んで。あー、来ないなぁと思って自分で行こうと思ったら…
H:そこで?
幸宏:そこでタタタタタタッ…って走り出しちゃった。小走りになっちゃったんですよ。
H:走り出しちゃったんだ。それはおじいちゃんだな(笑)
幸宏:ホントですよ。前のめりにトントントントン…となって、ドン!と転んだんだと思う。憶えてないんですけど。
H:うわぁ…
幸宏:その彼が後ろから支えてくるのが遅すぎて…って文句言ってる(笑)
H:(笑)
幸宏:とにかく、人間何事も調子に乗っちゃいけないなというのと…ある程度の歳になってくると、死生観みたいなものってあるじゃないですか。
H:うん。
幸宏:やっぱり病気が大きいですね。
H:それはそうだろうね。
幸宏:僕、細野さんと「CIRCLE」という九州のイベントの打ち上げで、2人で黒霧島をテーブルの前に置いて喋ってる写真をアップしたら…細野さんはすごいお酒を飲む、というイメージがある人がいるらしくて。1滴も飲めないのに。
H:飲めないんだよ(笑)
幸宏:それで「2人で黒霧島ですか」みたいに書いてる人がいて。そのとき細野さんがこっち来て…テーブルは別の、アコースティックバンド組でしたから。
H:そうだよね。
幸宏:僕はあのとき何で…メタ(METAFIVE)だ。
H:うんうん。
幸宏:それで細野さんがこっちに来て「幸宏、もうあと10年だよ」って言ったんですよ。
H:(笑)
幸宏:それ、2016年ですよ?「細野さん、それはないですよ。今、人生100歳って言うじゃないですか」と。90を過ぎても生きてる人たち、いっぱい知ってたんで。
H:まあね。
幸宏:ところが仲間はけっこう…早いですね、みんな。
H:そうなんだよ。それがね…なんか寂しいというかね。
幸宏:そう。もうあいつには二度と会えないの?みたいな。それからあの音をもう聴けないんだ、と。それは寂しいですよね。
H:そうそう。
幸宏:でもそのとき「まだまだ細野さんは全然!」と言いましたけど。いまでもそう思ってますけどね(笑)
H:いやー、歳には勝てませんね。
幸宏:うん、歳に勝てない。歳に勝つつもりだったんですか?(笑)
H:いや、そうは考えてないけど(笑)昔はね、考えずにガードレールとか飛び越えてたわけ。
幸宏:そう。
H:とんでもないからね、今。大怪我しちゃう。(笑)
幸宏:ホントですよね。
H:だから段々、自分を規制するようになってくるよね。気を付けて。派手な動きが出来なくなってくるというか。
幸宏:でも、おもしろい動きは出来るんですね。いまでも。
H:それだけはね、大丈夫(笑)火星歩行とかね。
幸宏:だって『NO SMOKING』の漫画みたいな感じとか…あ、細野さんよくやる、この感じ、と思いますもん。だから、ずっとあれで行けばいいんじゃないですか?
H:まぁ、小っちゃな動きだよな。
幸宏:モノンクル(Mon Oncle)みたいに。
H:モノンクル、いいね。
幸宏:『ぼくの伯父さん』みたいに、細野さんはああいう人だ、っていうことで。
Mon Oncle - Alain Romans, Franck Barcellini
H:ジャック・タチ(Jacques Tati)が着てるレインコート買ったもんね、こないだ。
幸宏:マッキントッシュ的なやつですか?
H:そうそう。もっとペラペラのね。ヨレヨレの。だから雨降るとうれしいんだよね。
幸宏:歩きたいから?
H:着たいの。
幸宏:普段でも着てくださいよ。スプリングコートでもいいし。
H:そうだな。ジャック・タチは普段から着てるんだね。
幸宏:うん。あと傘ささなきゃなんないじゃないですか。
H:そうなんだよ。傘。
幸宏:僕は雨嫌いなんですよ。
H:傘ささないのね?降ってきても。
幸宏:そんなことはないけど。
H:雨、嫌いかぁ。
幸宏:うーん、ちょっとウソ言いました。
H:ウソでしょ。好きなくせに(笑)
幸宏:"Rainy Day"という曲、昔ありましたね、ラスカルズ(The Rascals)。
H:あった。だいたいスケッチショウでも"Wiper"とかね。作ったじゃない。
幸宏:『男と女(Un homme et une femme)』…"Wiper"のイメージ。コトン、コトン…って。
H:そうだね。やっぱり雨は大事じゃん。
幸宏:細野さん、ちゃんと音を録りに外に行ったんですよ。スタジオから出て。
H:そうそうそう(笑)
幸宏:録りたてをね、入れたんですよね。
H:そうそう。まぁ、山の生活だから雨も吹きゃあ…雨も降れば風も吹くでしょ?
幸宏:雨も吹きゃあ風も降る(笑)
H:どっちでも大丈夫だよ(笑)山の生活は。
幸宏:良いです。
H:良いでしょうね。うらやましいよね。
幸宏:なんか、同じ寒いでも空気が違います。
H:それはそうだろうな。
幸宏:気を引き締めなきゃいけないのに、なんで転んだんだろうなぁ…(笑)
H:(笑)
幸宏:でもホントに…よく人間は歳取ってくると都会離れして…それこそ「ポツンと一軒家」がヒットするのもわかりますよ。
H:そうね。やっぱり動機っていうのはそこら辺なの?
幸宏:僕は違います。僕は釣りですね。
H:釣りか。やっぱり。
幸宏:だから海にも家があったし。"海辺の荘"って曲が僕にはありますけど。それから…その家は知り合いに譲って。で、今の家に。もう、最期はそこで…
H:川の釣りね。いやー、ホントに好きなんだね。
幸宏:そうですね。
H:サーファーのような気持ちなの?
幸宏:サーファーね…あんなにチャラっとしてますかね?
H:(笑)
幸宏:釣り師はそうじゃないところがカッコいいと思います。フライフィッシュはまぁスタイリッシュだけど…ブラピ(Brad Pitt)だったぐらいだから、映画は*。海の石鯛釣りなんて言ったら、ねじり鉢巻きに地下足袋ですもん。底にスパイクが打ってあるような。
[*1992年公開の映画『A River Runs Through It』より。]
H:力づくだね。そうすると、山の川の釣りというのは穏やかなの?
幸宏:いや、怖いですよ。
H:怖いのか(笑)
幸宏:川をずっと上って行ったり、崖を降りて行ったり。
H:あー、それは危ないな。気を付けないとね。
幸宏:だから、今はまだできないなと思ってます。9月で終わっちゃうので…
H:そうかそうか。釣りの音楽、歌わされたもんな、僕。知らないのに。
幸宏:(笑)
H:"Fly Me To The River"。なんの歌詞なの?あれ。よくわからないで歌ったけど(笑)
幸宏:あれはね、キャスティングすることです。キャスト。魚が狙ったポイントにキャスト!とか言ってるんですよ。
H:あー、なんかその当時教わったな。やっぱり英語のもの…向こうから入ってきたものなのね。
幸宏:あれは…イギリスですね。もちろんヨーロッパからです。フランスも。で、それがすごくアメリカナイズされて…パタゴニア(Patagonia)というメーカーとかがいろいろ出したりして。もう何十年もの歴史を持ってますね。アメリカでも。すごく無駄を省いて…
H:それはすごい。スポーツなのね。
幸宏:ウェーダーと言って、胸までの長靴を履くんですけど。
H:はいはいはい…幸宏はいつからやってるの?
幸宏:僕は20年…ちょっと足らないくらいですね。そっちは。でも石鯛釣りは50年やってましたね。
H:すげぇ!漁師だね(笑)
幸宏:10年ぐらいかぶってたんですよ、両方が。そうするとやっぱり白い目で見られるんですよ、海で。
H:そう(笑)
幸宏:クラブだから、僕の。僕、会長だったから。あと沼津のパンチパーマの人たちとか。有名なクラブがあるんですよ。その人たちが「あ、高橋さんは最近川でしょ?」とか(笑)イヤミで言われるんですよ。朝、餌をあげてるときに。
H:そうか(笑) 憧れるけど出来ないんだよなぁ。
幸宏:いや、細野さんはやらないほうがいいです。
H:そうかな
幸宏:だって昔、誘って…YENレコードのとき。バスを借りて運転して行ったんですけど、軽井沢の裏のほう、下仁田というところに。いまでも行きますけどね、僕。群馬ですけど。軽井沢のちょうど下です。
H:うん。
幸宏:そこでピクニックしようと思って。釣竿を持って行ったら、細野さんはずーっと岩場で寝てました。
H:(笑)そんなところ行ったかな?
幸宏:行きましたよ、下仁田。
H:ほんっとに記憶が…
幸宏:日笠さん(日笠雅水)に訊いてください。細野さんはずっとお休みになっていらっしゃいました。
H:気持ち良かったんだろうね。
幸宏:気持ち良いですよあれは、きっと。
H:だって、魚釣るときって小っちゃな虫を付けるんでしょ?
幸宏:あのときは付けてましたけど、いまはフライフィッシュ…
H:あ、そうだフライだ。うん。あんな虫触れないよ、だって。
幸宏:うーん、まぁ海はね、サザエとかだから。
H:そっか。
幸宏:細野さんは気持ち悪がりなんですよね。気持ち悪がり屋。
H:そう。虫、怖いんだよね。
幸宏:虫もダメだし…なんでもダメ。
H:そんなことはないでしょ(笑)
幸宏:だって、スッポン料理屋に連れて行ったときに…
H:あー、スッポンはちょっと苦手だ…
幸宏:あんなに美味しいものはないけど、ちょっとね。
H:なんかね、甲羅の欠片が入ってたりするじゃん。
幸宏:そう。ちょっと生々しいところに連れてっちゃったんだ、僕。
H:あと、スッポンの肝をガブっと飲んだでしょ。
幸宏:血ですよ、血。肝は飲めないですよ。
H:血?やめてくれよ…え、なんか入ってたよ、緑色のなにか(笑)
幸宏:卵。
H:ウエー!
幸宏:黄色だった、黄色です。
H:黄色か…飲んでたよね、幸宏。
幸宏:一気に飲まないと。でも、あれはちゃんとジュースで割ってあるんですよ。
H:美味しいんだね?
幸宏:まぁ美味しくはないかな…元気になるから。身体にいい。
H:そっか。
幸宏:細野さん、だって…あれは普通は日本酒で割ったりするんで。それを一気に飲んでください、って飲ましちゃったら倒れちゃうかもしれない(笑)
H:大変だよ、もう。
幸宏:とにかく、それであって…旅館でアワビが生きたまま出てきて。
H:動いてるんだよね。
幸宏:それを火の上に載せて網焼きにすると…グニャグニャグニャ!と動いて。
H:うわー、イヤだイヤだ(笑)
幸宏:「気持ち悪い!」と後で言われて、たしかに細野さんは無理かもなぁ、あれ、と。僕だったら剥がしてきれいにスライスして、柔らかいところだけ食べさせてあげたのになぁ、と。
H:あー、口開けて待ってればいいんだね(笑)
幸宏:(笑)
H:YMOの頃、村井さん(村井邦彦)に寿司屋に連れてってもらって。踊り食いというのをさせられて…
幸宏:なにの?
H:なんだろ?あれ。エビかな。
幸宏:違うな、きっとあれじゃないですか?ウナギの稚魚。
H:だったかもしれない。口の中で動くやつね。勘弁してほしいよ。
幸宏:シラスもやりますけどね、たまに。
H:ローリング・ストーンズの話で、ビル・ワイマン(Bill Wyman)を接待したことがあって…
幸宏:知ってますよ。焼肉ね。
H:そうそうそう(笑)サージェント・ペッパーズ(笑)
幸宏:有名です(笑)
H:そっか(笑)すごい皮肉言われたけどね。
幸宏:ビルに「わざと連れてきたの?」と言われた…というのは聞きましたけどね。
H:で、幸宏とおんなじジョークを言ってたんだよ。「牛の股の向こうに教会が見える」とか。そんなようなジョーク言ってなかった?幸宏。
幸宏:わかんない(笑)
H:わかんないか。おんなじだったの(笑)
H:まぁそれはさておき、ストーンズが日本で宴会…和食屋に行ったら魚の活け造りが出てきた、と。で、チャーリー・ワッツ(Charlie Watts)が…あの人そういうことがすごくダメで、帰っちゃったんだって。バーって立ち上がって。「勘弁してくれ!」みたいなことで(笑)そういう人もいるんだから。
幸宏:まぁいますね。チャーリーがそうなのか。でも僕も別に活け造り好きじゃないですよ。
H:よかった。
幸宏:釣りしても必ず早く締めてもらって。やっぱり熟成させたほうがいいじゃないですか。身は。
H:そりゃそうだ。
幸宏:そんなカチカチのもの食べたって…コリッコリでしょ?
H:そうだよね。
幸宏:そのコリッコリを美味しいという人がよくいるけど、あれはウソですよ。ある程度熟成してないと。
H:そう。腐ってないとね。
幸宏:腐ってるのは…
H:ダメなのか(笑)
幸宏:腐っちゃダメですね。熟成。
H:まぁとにかく…釣りができるというのはすごいサバイバル術じゃない?
幸宏:そうですね。サバイバル、強いと思います。
H:そのことをいつも考えるんだよ。ああ、自分もしなきゃな、とかね。
幸宏:「ウィルソン」観ててそう思ったな*。
H:無人島でね。
[*映画『Cast Away』に登場する主人公の「友人」。]
幸宏:まず釣り針をどこかで…釣り針と釣り糸さえあれば。竿なんてなんだっていいんだから。木の枝でもいいし。
H:でも、手づかみっていうのもあるじゃん。イワナをね。手づかみでしょ?あれ。
幸宏:僕たちは手でやると…魚って火傷するんですよ。
H:ええ?知らない、初めて聞いた。
幸宏:もし手で触る場合は一度、川の水で手を冷やしてから。
H:そうなんだ。
幸宏:だから、ランディングネットというのを背中にくっつけてるんですけど、それをバッと外して[釣った魚を]それに取り込むんですね。
H:なるほど。いやー、知らないことばっかりだ。
幸宏:じゃあ今度それを歌詞に…
H:…いいや(笑)
幸宏:(笑)
H:とにかく、まだ僕は軽井沢のお宅には行ってないので…そのうちね。
幸宏:うん。ぜひいらしてください。
H:いい季節だしね。
幸宏:もう、お風呂は最高ですから。
H:いいなぁ。うらやましいなぁ。真似しようかなと思うんだけどね。
幸宏:真似する?(笑)
H:…ん、もう時間だね。
幸宏:曲行きますか?
H:じゃあ曲をちょっと紹介…最近、なに聴いてるか、とか。
幸宏:最近は…やっぱり自然の中で聴くんだったら1960-70年代の古い曲か…あとはエレクトロニカ。冬は。
H:そうなんだよ。
幸宏:暖炉にピッタリなんですよ。
H:僕、エレクトロニカのアーカイブスをどこかにしまいっぱなしで…聴けないんだよ。
幸宏:僕、全部そろってますよ。整理して持って行きました、向こうに。
H:いいなぁ!じゃあ1曲、紹介して。
幸宏:僕たちがスケッチショウやってたとき…"Attention Tokyo"という曲を作ったんですけど。
H:うん。
幸宏:そのタイトルがインスパイアされてる曲が…これはエレクトロニカじゃないんだけど、ニューウェーブの時代に…
H:印象に残ってる曲だったよね。
幸宏:ヴァーナ・リント(Virna Lindt)という人で…ニューミュージックとかこれとか。僕が昔やってたラジオ番組でトシ矢嶋くんが毎週、「今のイギリス」というのを送ってくれるコーナーがあって。
H:それが新鮮でおもしろかったね。
幸宏:それがおもしろかったんですけど…細野さんがそのテープを出せ、出せって(笑)
H:そう。
幸宏:よく言うんですけど、見つからないんですよ。そのヴァーナ・リントの"Attention Stockholm"という曲があるんで…
H:聴いてたなぁ。
幸宏:これをぜひ聴いて頂きたいと思います。
H:ぜひ。
Attention Stockholm - Virna Lindt
H:それではですね、ご報告をしたいことがありますが。幸宏とやってたスケッチショウですね。
幸宏:はい。またやるとか言うんじゃないでしょうね?
H:それも…否定はできないかな。
幸宏:そうですね。
H:その前に、20年前に出した3枚のアルバムのアナログ盤が…
幸宏:カッコいい!
H:カッコいいよ。7/21にリリースされます。アナログ盤ですからね。これは待ってた人も多いんじゃないですかね。
幸宏:ホントですよ。それは。
H:いやー、20年ってけっこう早かったね。
H:あー。一人だけ?(笑)
幸宏:いや、一人じゃないですよ(笑)もっといるでしょう!きっと。
H:まぁそういうことで、お楽しみにしてください。この続きはそのうちやりますので…じゃあ、幸宏でした(笑)
幸宏:はい。高橋幸宏がお送り…してません。
H:(笑)
幸宏:細野さんの番組におじゃましてました。
H:はい、ありがとうございました。
高橋幸宏と細野晴臣によるエレクトロニカ・ユニット= SKETCH SHOW
— SKETCH SHOW (@_SKETCH_SHOW_) May 23, 2021
アルバム3作品が待望のアナログ化!
2021年7月21日 発売
『audio sponge』
『tronika』
『LOOPHOLE』
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