★2018.10.19 α-STATION FM KYOTO「NICE POP RADIO」より

 

 
 
今回の選曲テーマと氏のコメントが心に刺さりまくったため…
 
 
(以下、すべて澤部:)
 
 
 Shopliftin' Blues - yes, mama ok?
 (from 『砂のプリン』)
 
 
 お送りしましたのはyes, mama ok?で"Shopliftin' Blues"という曲でございました。改めましてこんばんは、スカートの澤部渡でございます。京都α-STATION 毎週金曜午後8時からはNICE POP RADIO。今週もわたくしの選曲とおしゃべりにおつきあいください。
 51回目の放送でございます。9月末の生放送からハードコア選曲回やtofubeatsくんといっしょにやったライヴの音源のオンエアーなどイレギュラーな放送回が続きましたが、今週からはいつも通りお届けしようと思っております。後半の選曲コーナーは「さよならジャニス」ということでお届けしようと思っておりますが…この番組でもたびたび名前が出てくるレンタルCDショップ・ジャニス(Janis)の特集を組もうと思っております。詳しくは後ほど…
 
 
 番組ではみなさんからのメッセージをお待ちしております。α-STATIONのホームページにあります"メッセージ"からNICE POP RADIOをセレクトしてお送りください。FAXは京都075-344-8940。Twitterアカウントをお持ちの方はハッシュタグ「#ナイポレ」を付けてつぶやいてください。またこの番組はパソコンやスマートフォンでラジオが聴けるIPサイマルラジオRadikoでもお聴き頂けます。有料サービスRadikoプレミアムを利用しますと全国どこでもα-STATIONをお楽しみ頂けます。詳しくはα-STATIONのホームページ、またはRadikoのホームページをご覧ください。
 そして、京都レコードショップJET SET RECORDSのお店にですね…この番組との連動コーナーがスタートしております。第1弾として、先月開催しましたスカートの自主企画「静かな夜がいい」Vol.1のコーナーができてますので、ぜひお店に遊びに行ってみてはいかがでしょうか。
 
 
 それでは、この番組では初めてかけます。10/31リリースになります『遠い春』というシングルから、テレビ東京系のドラマのオープニングテーマに書き下ろしました"忘却のサチコ"という曲を聴いてください。
 
 
忘却のサチコ - スカート
 (from 『遠い春』)
 
 
 京都α-STATIONからお送りしておりますNICE POP RADIO。早速、みなさんから頂いたメッセージをご紹介しましょう。京都市右京区のはるさめさんから。「澤部さんこんばんは。ナイポレ放送50回目おめでとうございます。以前番組内で「まだお知らせできない」と話されていたことが少しずつ発表され始めていますね。」そうなんですよ、ようやくです(笑)あとひとつくらいあるかな、という感じでございます。その発表も楽しみにしてもらえればと思います。「"いるのにいない"、とても好きな感じの曲だったので新譜の発売がホントに楽しみです!51回目からも素敵な音楽届けてくださいね。」ありがとうございます!うれしいっす。
 
 そして、ラジオネーム福知山のひろあさんから頂きました。えー、秋選曲にかけたメッセージですね。「RCサクセション最高です!私はラジオでこれをよくリクエストするんですが、なかなか流されませんよねー」だそうです(笑)まあちょっと特殊な…RCサクセションのパブリックイメージとは離れた"甲州街道はもう秋なのさ"という曲をね、かけたんですけど。たぶん、ラジオじゃちょっとかけづらいだろうな…でも、カーステレオからこの曲が聞こえたら最高だろうな、なんてよく思うんですけどもね。
 
 そしてラジオネーム大坂市のあらさきさんから頂きました。「澤部さんこんばんは。先日の「静かな夜がいい」Vol.1、最高でした!澤部さんの手元をよく見える位置にいたので、カッティングを堪能することができてうれしかったです。新曲の"いるのにいない"はとても素敵な曲で、シングルの発売がますます楽しみになりました。」そうですね…けっこういい感じなんですよ。4曲…けっこう現状報告のつもりで4曲まとめてバッて入れたんですけど、4曲通して聴くとまたなんか違った感じになっててすごいおもしろいっす。ぜひ。「それから、"月光密造の夜"の佐久間さんのアグレッシブなドラムがむちゃくちゃカッコよくて、強く印象に残っています。またサポートメンバーの方々をゲストに呼んで、ライヴの裏話などのトークをして頂けたらうれしいな、と思ってます。とにかく、最高の夜をありがとうございました!」とのことでした。うれしいっす。そうですね、またメンバーとワイワイしゃべるような回、やりたいっす。ちょっと近々…みんなのスケジュールを聞いて、やれたらなあ、と思っております。
 
 そしてひゃらりひゃらり子さんからも…「JET SETに行ってナイポレコーナーを見てきましたよ!トーフくんオススメのイノヤマランドを買ってしまった!」なんて報告も、Twitterで頂いてます。ありがとうございます!ぜひJET SETのほうも見に行ってください。よろしくお願いします。
 
 
 
 ではここで…NICE POP RADIO、普段だったらエンディングにやってるような弾き語りのコーナーをここでやらせてもらおうと思います。
 先日、パラダイス・ガラージという、日本の…ポップシンガーが、18年ぶりのアルバムを出しまして。豊田道倫という名前でその間やってたんですけども。で、そのアルバムがけっこう妙な感じで、すごい…なんか、こう、なんとも言えないんですよ。そのパラダイス・ガラージという名義でリリースするのは18年ぶりで、パラダイス・ガラージが出した『実験の夜、発見の朝』というアルバムの20周年をある種記念したような側面もあると思うんですね、今回のリリースは。で、そこに入ってる"I love you"という曲があるんですけど、とにかくズタボロになった大人たちがそこに向かって演奏している感じがめちゃくちゃ泣けちゃって、最高だったんで…その"I love you"という曲は前にラジオでかけてしまったので、ちょっと弾き語りでやってみようと思います。
  
 
I love you (パラダイス・ガレージ Studio Cover) - スカート
 
 
 パラダイス・ガラージの"I love you"という曲を歌ってみました。
 
  
 NICE POP RADIO、この後お送りします今週の選曲コーナーではですね…今月末で閉店してしまうレンタルショップ・ジャニスをテーマに…この番組でも何度か、ジャニスで借りたCD、なんて話をしてきました…が、東京以外でお聴きの皆さんだと「ジャニスとは何ぞや?」と、心斎橋にもそういうライヴハウスがあるけれども、そこのことなんだろうか、と思っている方も多いと思います。えー、少しここでジャニスについて紹介しようと思います。
 東京の神保町…御茶ノ水のほうにある、いわゆるレンタルCDショップなんですね。で、1981年(創業)という、けっこう長い歴史の中でずっとやってたお店なんですけれども、「音の図書館」をコンセプトに廃盤や希少盤などを数多く取り揃えており、在庫はCD・DVD合わせておよそ8万枚にのぼるそうです。
 僕が通い始めたのは、僕が中学生の時に好きになったyes, mama ok?というバンドがありまして、そのバンドは僕が好きになった頃にはぜんぶ廃盤だったんです。で、買うことができないんだけれども、とにかくなんとかして聴きたい、と思って。そしたら「ジャニスにyes, mama ok?の在庫がある」なんていう情報をネットかなんかで見て、それで利用するようになったのが最初だったと思います。最初に行って借りたのがそのyes,mama ok?の『砂のプリン』、『Tea Party』、『コーヒーカップでランデブーって最高よ』という3枚のシングルがあったんですよ。まあ、『コーヒーカップでランデブーって最高よ』ってシングルはもう持ってたんですけど、「(日本)コロムビア盤とLD&K盤で内容が違うらしい」っつって、コロムビア盤が置いてあったんで…僕が持ってたのはLD&K盤だったんで、それで借りたのはよく憶えています(笑)
 
 で、そこから時間は経ち…いろんな希少盤とかをそこで借りるようになるんですけれども、ホントに…なんでもあるなここ、みたいな感じなんですよ。で、まあそういう細かい話は後でいろいろしてこうと思うんですけど…けっこうブートレッグとかもたくさんあって。それこそ高校とか大学生の頃にビーチ・ボーイズThe Beach Boys)の『Smile』のブートレッグを借りて、もうなにがなんだかよくわかんねぇな、とか思いながら聴いてたんですけど…(笑)で、そこにこのトラックが入っていたか、というのはもう自分の記憶でも無いんですが、このブートレッグが正規版として後に世に出るんですね。そこに入っているビーチ・ボーイズの"Surf's Up"っていう大名曲があるんですけど、それのブライアン・ウィルソンBrian Wilson)がひとりでやっているヴァージョンがあるので、ちょっと聴いてみましょうか。
 
 
Surf's Up 1967 [Solo Version] - The Beach Boys
 (from 『The Smile Sessions』)
 
 
 京都α-STATIONからスカートの澤部渡がお送りしております、NICE POP RADIO。この番組ではわたくし澤部渡オススメの音楽、金曜のこの時間にピッタリの音楽をたくさんお送りしていけたらな、と思っております。
 今週の選曲テーマは「さよならジャニス」と題しまして…まあ、僕がジャニスで借りたCDっていうのがけっこう、たくさんあって。そこをキッカケにしていろんなものに出会っていく、みたいな感じだったんです。で、やっぱり学生だったんでお金もなかったし、気になるんだけども聴いてみたい、みたいなものは一度借りて、それでどうしても欲しくなったら買おう、みたいな感じだったんですけども。今回のこの特集のために自分の古い日記とか、そういうものから情報をサルベージして、どんなものを借りてきたのか、っつうのを見てたんですけど。まあ、けっこうな数を結局自分の手元に…置いてしまっている、というのがわかりました(笑)そう。やっぱりこう…でもそれでも…なんていうんですかね、レンタルして…「結局2度手間じゃないか」って思われると思うんですけど、なんかそういう遠回りが自分にとっては大事だったのかもしれないな、と、今となっては思います。
 
 
 まず、1曲聴いてもらいましょうかね。これもさっき言ったパラダイス・ガラージからの連鎖で…連鎖の中のひとつでした。カーネーション(CARNATION)というバンドで"オートバイ"。
 
 
オートバイ - CARNATION
 (from 『天国と地獄』)
 
 
 聴いて頂いてますのはカーネーション、"オートバイ"という曲でございました。『天国と地獄』という最高のアルバムの1曲目でございます。ま、この番組でもよくカーネーションはかけますけれども、その中でもホント特に好きな一曲でございます。ミ-ターズ(The Meters)というバンドの"Live Wire"という曲をサンプリングして、そこからいろんな味付けをして自分の曲にしている、という…すばらしい曲です。実は冒頭にかけたyes, mama ok?の"Shopliftin' Blues"という曲もマックス・ローチMax Roach)という人の『Deeds, Not Words』というアルバムの冒頭の1曲目("You Stepped Out Of A Dream")をサンプリングした曲だったりするんですけど、そういう時代だったんですね。なんか楽しそう。うらやましいっす。
 
 
 で、次聴いてもらいますのはダンカン・ブラウン(Duncan Browne)という人です。あの…以前この番組でも、たしか春ぐらいにかけたと思うんですけれども。そのダンカン・ブラウンという人の"Here and Now"という曲をかけるんですけれども…ジャニスがありがたいっていうのは廃盤のCDとかをたくさん扱っていた、ってことなんですね。で、別にこのアルバムが廃盤で貴重でみんなが探してた、っていうわけじゃないんですけれども、ヘンなタイミングで不意に出たダンカン・ブラウンのアンソロジーに収録されてた、未発表の曲だったんです。で、僕はこの曲をそこで初めて聴くんですけれども、それがとても印象に残っていて。とてもすばらしい曲なのですぐに聴いてもらいましょう。ダンカン・ブラウンで"Here and Now"。
 
 
Here and Now - Duncan Browne
 (from 『Journey: The Anthology 1967-1993』)
 
 
 聴いて頂きましたのはダンカン・ブラウンで"Here and Now"という曲でございました。すばらしい楽曲ですね。以前かけたのは『Give Me Take You』というアルバムからだったと思うんですけれども。ま、そのアルバムよりも少し前の話、の曲でございました。とても、なんていうか…いいですね。室内楽的で。最高な一曲でございました。
 
 
 そして、次に聴いてもらいますのはすきすきスウィッチという日本のバンドです。たしか、ナイポレでもかなり初期に一度かけたことがあって…で、僕がすきすきスウィッチを知るようになったのは、それこそパラダイス・ガラージの豊田さんから薦めてもらったのが最初だったと思います。「とにかくすばらしいよ」みたいな話を聞いて、そうなんだ、と思ってジャニスに駆け込んだ憶えがあります。どうやっても聴く手段が無かったんです。今みたいにYouTubeも充実していなかったし、サブスクなんてNapsterが浮かび上がっては消え…みたいな時期だったし。なんか、そういう中でホントに、アルバムを1枚借りてそれを聴く、なんていうのがとても大事だった頃だった、と思います。そのすきすきスウィッチというバンドの"おみやげ"という曲を聴いてみましょう。
 
 
 (from 『忘れてもいいよ』)
 
 
 聴いてもらいましたのはすきすきスウィッチで"おみやげ"という曲でございました。んー。すばらし過ぎるというか、どう…いやー、やっぱいま聴いても感動します。ホント、シンプルな言葉で、それがシンプルに聞こえなくなるまで何かを追い込んでいく…すごい、ポップ・ミュージックのなんていうか…過激派な、音楽だと僕は思います。すばらしい、やっぱ最高です。
 
 
 はい。続いて聴いてもらいますのはシトロバルCITROBAL)という、日本の1990年代後半から2000年代ぐらいにかけて活動していた女性シンガーソングライターがいまして…LD&Kのカタログを掘っていくうちに、なかなか彼女の1stが見つからない、と。そういうわけでジャニスに借りに行って、レンタルして、ああ、こういう音楽なんだ、と思って。いつか手に入れたいな、と思って。それから2,3年するうちに池袋のレコファンで見つけた時のうれしさみたいのは今でも残っています。今回、この放送のためにそのCDを久しぶりに開けたんですけども、知らない間にブックレットにシミができていて。はたしてこのシミっつうのは、んー…買った時からこうだったのか、それとも気づかないうちにこうなっちゃったのか、なんてことも忘れてしまいました。15年も経つとこうなってしまうんだな、という…寂しいような、なんとも言えない気持ちになりました(笑)はい。シトロバルで"Celluloid"という曲をお聴きください。
 
 
Celluloid - CITROBAL
 (from 『my caution line』)
 
 
 聴いてもらいましたのはシトロバルで"Celluloid"という曲でした。このアルバムが出たのはたしか1999年で、このアルバムを探してたのは2003年でした。日本…というかまあレコードというかCDとか、作品を取り巻くどうしても避けられないものの一つに廃盤というものがあります。僕はそれをとても憎んでいました。いつでも好きな時にCDが買えるように、いつでも好きなように音楽が聴けるようになればいいのに、なんて思ってた。で、実際それが少しずつ、サブスクリプション・サービスとか、YouTubeとかのおかげで実現されつつあるんですけれども…どこか気が晴れないというのはどういう風の吹きまわしなんだとは自分でも思うんですけれども(笑)そこら辺はもう少し深く考えていこうと思っているテーマでございます。
 
 
 そして最後に聴いてもらいますのは…もう万物の終わりに捧げたい一曲です。羅針盤というバンドの"むすび"という曲なんですけれども、これも最初ジャニスで借りて…ああもう、これは借りるんじゃなくて買えばよかった、と思って。でもやっぱ学生の頃だったんで、なかなか買う機会が無いなぁ、なんて思ってたら、友達が「澤部くん、俺このCD持ってると売っちゃいそうだからしばらく預かっといてくれ」と言われて…それでまだ預かってるCDがうちに2枚あるんですけど、前も放送でかけたLove Joyっていうバンドと、この羅針盤の『むすび』っていうアルバムなんです。僕はこれをいつまで預かっていればいいんでしょうか、という感じもするんですが…(笑)そこから、ホントに…えー、もう、なんか、なんつうんですかね、とても胸が痛む一曲を聴いてみましょう。ちょっと長い曲なんですけれども聴いてみてください。羅針盤で"むすび"。
 
 
むすび - 羅針盤
 (from 『むすび』)
 
 
 聴いてもらいましたのは羅針盤の"むすび"という曲でございました。んー…どうでしょう、めちゃくちゃ胸に来ませんか?山本精一さんの、平熱のように聞こえるんだけど実は体温が高いような歌声が胸に沁み入ります。ホントに。えー、もう…大好きな一曲でございました。
 
 
 いかがでしたでしょうか。今週は「さよならジャニス」というテーマで選曲しました。この時間お送りしましたのは、カーネーション"オートバイ"、ダンカン・ブラウン"Here and Now"、すきすきスウィッチ"おみやげ"、シトロバル"Celluloid"、羅針盤"むすび"という5曲をお送りしました。
 
 何かが終わるような、そういうかなしい気持ちになってきましたが…やっぱり、こう、ホントにいろんな思い出がありますし…ジャニスというのが無かったら、もう少し違った人生だったんだろうな、というのは常々思う部分ではあります。なんかそれをね…実際僕、2011年から2018年の間、ホント、閉店するって言われる直前までジャニス、あまり行ってなかったんですよ。自分のレンタルCDを置いてもらったりはしてて、お店には顔出してたんですけど。ホント、7年もの間CDを借りてなくって。で、久しぶりにジャニスに行こうと思ったのも、プリンス(Prince)の聴いてないアルバムをいろいろ借りようと思って。あれはサブスクにも上がってないし、今後も上がんないだろうから…そうだな、いろいろ借りに行って、ひさしぶりにいろんなCD聴くようにしよう、なんて思ってたら、その矢先に…プリンスのサブスクに上がらないと思っていたアルバムがぜんぶ解禁になり、そしてジャニスが閉店してしまうという、負のピタゴラスイッチが…起きてしまうわけなんですけど。そうですね、なんか…あぁ悔しいという気持ちもあるし、うーん仕方がないことだよねという気持ちもあるし…寂しいなぁ。寂しいということだなぁ。うん。でも、なんかこう、そこにあるという…そこにあるべきものが無くなっていくかなしさっていうのは、スカートが今後歌っていくテーマの一つだと思います。うーん…そうだね、少しずつこういう、かなしいことにも慣れていかなきゃいけないんだね。うん。
 
 きょうオンエアーした楽曲ですが、後日レコードのジャケットを僕のインスタグラムにアップしていく予定でございます。最近サボっててすみません。リリースのバタバタでなかなか時間がとれず…汚い部屋でCDのジャケットを置くわけにもいかず、という感じでございます(笑)

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 京都α-STATIONからスカートの澤部渡がお送りして参りましたNICE POP RADIO。番組はそろそろお別れのお時間でございます。 
 
 スカート通信。メジャー1stシングル『遠い春』が10/31発売でございます。表題曲の"遠い春"や放送中のドラマ「忘却のサチコ」オープニングテーマなどを収録した全4曲でございます。初回盤のDVDには春のワンマンライヴの映像を収録してますのでそちらもぜひよろしくお願いします。さらに購入特典として、この番組NICE POP RADIOの弾き語り音源「NICE POP RADIO SESSIONS」をプレゼントします。特典CDはですね、タワーレコードで配布されるBタイプとそれ以外のAタイプという、ちょっとね、まあヘンな感じになってますけど(笑)その2タイプがございます。詳しくはスカートのWebサイトをチェックしてください。
 
 そして、重要なお知らせです。Newシングル『遠い春』の発売を記念して、番組初の公開録音が決定しました~。α-STATION公開録音イベント「NICE POP RADIO in TOWER RECORDS京都店」、というわけで日時は11/4(日)15:30からです。会場は京都河原町タワーレコード京都店。観覧はもちろんフリー。まあ、でもねぇ…そんなコミュニケーションが成立する番組でもないからちょっと心配は心配なんですけど…(笑)弾き語りのライヴとかもやる感じで、いろいろ楽しみに、みなさん遊びに来てもらえればと思います!
 
 はい、10月のライヴは10/26(金)「スカートと君と~君の手をひいてつむぐ夜~」なんつうタイトルがつきましたが。神奈川にあります新百合ヶ丘昭和音楽大学北校舎スタジオリリエでライヴが決まりました。わたくしの母校でございます。この日はなにか、ちょっと特別な夜になる予感。昔の自分と現在の自分というのを同時に見せられるような一日になったらな、と思います。よろしくお願いします。
 
 『遠い春』リリースワンマンツアー「far spring tour 2018」チケット発売中。11/18仙台を皮切りに12/19東京キネマ倶楽部と駆け抜ける6公演。京都の近辺ではですね、12/14大坂Shangri-Laとなっております。その他CDの発売に伴ってインストアイベントなども発表されている頃だと思いますので、詳しくはスカートのWebサイトをチェックしてください。
 
 NICE POP RADIOではメッセージをお待ちしております。α-STATIONのホームページにあります"メッセージ"からNICE POP RADIOをセレクトしてお送りください。FAXは京都075-344-8940です。Twitterアカウントをお持ちの方はハッシュタグ「#ナイポレ」を付けてつぶやいてください。番組の感想やわたくしへのメッセージ、選曲テーマやカヴァーのリクエストなどもお待ちしております。
 
 
 今週最後にお送りしますのはスカートの"さよなら!さよなら!"という曲です。この曲も、僕が長年バイトしていた本屋がつぶれたというのを知らずに1年近く過ごしてしまった日々の後悔を歌った…というと大げさなんですけど(笑)でも、それをキッカケに書いた曲でございます。"さよなら!さよなら!"という曲を聴いて、今週はお別れ。この時間のお相手はスカートの澤部渡でした。また来週!
 
さよなら!さよなら! - スカート
 (from 『20/20』)