2018.07.29 Inter FM「Daisy Holiday!」より


※英語部分は100%フィーリングです。ゆるしてください。

 

daisy-holiday.sblo.jp

 

???:Ladies and Gentlemen, thank you so much for tuning in...This is "Daisy Vacation!".With a guest..
 
希子:Hi, 水原希子です。
 
佑果:Hi, 水原佑果です。
 
H:…あ、僕?僕は聴いてるだけです(笑)きょうはMac DeMarcoさんを迎えて、一本録ろうと思ったけど彼はもう行かなくちゃいけないんで、あいさつだけ録ってます。で、サポートしてくれるのは水原希子さん、佑果さん。お願いします。
 
 
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希子:きょうは細野さんがちょっと睡眠障害ということで、今おねむの時間になられているので、私と佑果とMacさんで引き継ごうと思います。はい。
 
Mac:Hi.
 
希子:Macさん、How you feeling today?
 
Mac:Little nervors, pretty sweaty, and excited, and...overjoyed. 
 
希子:「緊張していて、ちょっと汗をかいていて、でもとても興奮していて」…overjoyedというのは、「とても幸せを感じている」ところでございます。きょうは、私は通訳もやらせて頂いています(笑)
 
佑果:(笑)
 
希子:はい…佑果ちゃん?(笑)
 
H:ラジオはしゃべんないといけない。
 
佑果:そうでした(笑)えー、緊張しています。緊張して、何を話したらいいかわかりませんが、どうしましょう。
 
希子:では、私が引き継ぎましょう。はい。細野さん、最近お暑いですね。
 
H:暑いよ。もう、これは災害だって言われてるぐらい、危険な気候ですよ。Macさん大丈夫?この気候にビックリしたでしょ。
 
希子:”Aren't you feeling super-crazy about the weather in Tokyo now?”
 
Mac:I didn't know this is hot in Tokyo in a summer and..yeah, makes me feel completely crazy... But I think today, I'm finally getting used to. Took hot baths, calmin' nerves. And we have four more days away, so...
 
希子:「到着してからこんなに暑いとは思ってなくて、すごく驚いたんですけれども…」
 
H:だろうなぁ。
 
希子:「ようやく慣れてきて」
 
H:慣れるんだ、これ。慣れないよ僕は(笑)
 
希子:「きょうはあったかいお風呂に入って、全部熱を出して。あと滞在は4日なんですけれども。」
 
H:フジロックに。
 
希子:はい。"You gonna been FUJI ROCK."
 
Mac:Friday, by FUJI ROCK...red, it's the Red one? Red Stage?
 
希子:Red zone (=RED MARQUEE).
 
Mac:Never gone a fes on Japan. It should be cool, hopefully...I'm hoping it doesn't feel like every other single festival. 'cause I would be comin' to person. But not because we're still in Japan, so it's okay. But I.. yeah, more friends... I don't know how many I will see. 
 
希子:「音楽フェスティバルに出るのは、日本では初めてなんですけれども…」えーと…あー、忘れちゃったな、なんて言ってたか(笑)でも、とても楽しみにしていて。「他の自分が経験したフェスティバルみたいにはならなければいいな」、って思ってるみたいで。
 
H:んー。
 
希子:「でもきっと、自分が大好きな日本なので、楽しい経験になるだろうな」っていう。
 
H:楽しんで。
 
希子:"Enjoy, please."
 
Mac:We will.
 
希子:「友達もたくさん会いに来てくれるので…」
 
H:日本にいっぱい友達いるね。
 
希子:そう。"You have so much friends!"
 
Mac:Ah...Yeah!
 
一同:(笑)
 
希子:「そうですね、いっぱいいます。とてもうれしく思っています。」っていうことですね。
 
H:また、じゃあ、今度は…また来る時はここに来てください。
 
希子:"Next time you come to Tokyo, please come to my studio."
 
Mac:I would love friend.
 
希子:今のは通訳必要ないですね(笑)
 
 
 
H:どういう知り合いなの?佑果ちゃんと希子さんと。
 
希子:ここのつながり…So, we gonna talk all relationship.
 
Mac:Yeah.
 
希子:私とモニカは友達で…
 
H:ここにいらっしゃるモニカさん。
 
希子:はいモニカさん、茂木モニカさん。
 
茂木:カメラをやっています。
 
希子:こんにちは(笑)もう、ピカイチセクシーな私のお友達、モニカさんと佑果ちゃんと私は友達で、仕事仲間で。
 
H:んー。
 
希子:そしてモニカはキーラ(Kiera McNally)と友達で、それでMacさんと仲良くなって…
 
Kiera:こんにちは~。
 
H:かわいい(笑)
 
希子:キーラちゃんです。そういう関係で、まあ仲良くなったんですけれども。私はLAに行くたびに彼の家にお邪魔したりとか、彼はとっても気さくで、Kieraもとっても気さくで。
 
H:たしかに気さくそうだね。
 
希子:そう。家にいっぱいミュージシャンだったりとか、アーティスト集まって、みんなでBBQしたりとか、プール入ったりとか。
 
H:楽しそう。
 
茂木:プレイボーイの撮影もMacのプールで撮ったんです。思い出がいっぱい…
 
希子:そうです。プレイボーイっていう週刊誌があるんですけれども…(笑)
 
H:あの、ヌードの?
 
希子:そうです。去年、私とモニカの2人で…
 
H:え、出たの?
 
希子:撮影したんですよ、彼女に撮ってもらって。その時もMacの家で撮影したりとかして。
 
H:それはそれは…見たかったな(笑)
 
希子:あ、ぜひ!今度、お届けさせて頂きます。
 
H:えー、すごい。うん、うん、うん、ぜひ。
 
希子:セクシーな写真がバンバン…(笑)でも、とてもきれいな写真です。ナチュラルな。
 
Mac:You come the LA, come on a my studio, and do a model on the Playboy(笑)
 
H:行きたいね。
 
希子:なんでプレイボーイ…「プレイボーイの撮影しましょう」って(笑)
 
H:裸になれない…
 
希子:(笑)スタジオに…
 
H:うん。ぜひぜひ。
 
希子:ぜひ…
 
 
 
 
H:まあ、そんなことかな。
 
希子:あ、細野さん、お誕生日おめでとうございます!
 
佑果:おめでとうございます!
 
H:ありがとう。
 
希子:Happy birthday! Can you sing a happy birthday song for him, please?
 
Mac:Everybody, everybody.
 
希子:Okay, everybody.
 
H:うれしいね。
 
Mac:I want a key...♪(A)
 
一同:(Happy birthday to you, dear Hosono-san)
 
H:ありがとう。すごいうれしい。
 
希子:(笑)
 
H:うれしい…みんないくつなの?Macっていくつ?
 
希子:How old are you, Mac?
 
Mac:Twenty-eight.
 
希子:Did you turned twenty-eight this year?
 
Mac:うん。
 
希子:じゃあここ(※希子&Mac)は同い年で、私も28歳なので…
 
H:みんな20代じゃん。何この差…(笑)
 
希子:差、ないですよ(笑)まあ、こっちが一方的に、言ってるだけですけど。
 
H:ビックリだな。そうか…
 
希子:はい、twenty-eight…きょうは細野さんのスタジオに初めて来られてとてもうれしいです。
 
佑果:私もうれしい。
 
H:佑果ちゃんは2回目?
 
佑果:いや、初めてです!
 
H:あれ?来なかったっけ、こないだ…
 
希子:リハーサルの時?
 
佑果:は、ここではなかった…
 
H:じゃあみんな初めて…そうだそうだ。
 
佑果:うれしいです。
 
H:ありがとう。
 
希子:いいですか?
 
H:うん。もうすぐ(メンバーが)来ちゃうし。
 
希子:あ、来てる。
 
H:じゃあ、交代だ。バンドメンバーが来てる。
 
希子:The band has gonna...band is here, so they gonna do..
 
Mac:Rock'n'roll.
 
 
 
Salad Days - Mac DeMarco
 
 
 
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H:えー、ではここからは…久しぶりにバンドのメンバーが来てくれました。みなさん、どう?
 
一同:こんばんは~~
 
H:元気がありそうな無さそうな…どっちなんだ(笑)
 
高田:あります…!
 
H:どうやって…こういう大勢で話すのって大変だよな。一人ずつ、じゃあ、話してかないといけない…じゃあ紹介がてらね…漣くんはどう?
 
高田:どうも高田漣です。こんばんは。
 
H:漣くんは時差ボケ無かったって聞いてるけど。
 
高田:そうですね。行きも帰りも全然。
 
H:すごいね、なんで?帰った人、みんなひどかったんだよ。
 
高田:なんか、普段からいっつも眠いし…で、わりと早起きなんですよ、普段から。
 
H:んー。
 
高田:だから向こうに行って…普通の人だと時差ボケだと思うような時間でも、4~5時に起きるとかって日本とあんまり変わらないんで、そのまんま…
 
H:(日本に)帰ってきても?
 
高田:帰ってきてもあんまり変わらないですね。
 
H:しかも、ワールドカップ観てたから。
 
高田:そうですね、ワールドカップ観て時差ボケになりました(笑)
 
H:帰ってすぐ仕事があったの?
 
高田:そうですね、いろいろやってましたね。
 
H:それは大変だ。伊賀くんもそう?
 
伊賀:僕もあんまり…仕事してたんですけど。
 
H:うん。
 
伊賀:時差ボケは…行ってから、向こう、ロンドンで…
 
H:向こうで時差ボケだった?
 
伊賀:もうアレですね、夜、2時くらいからずっと目が覚めて…で、ずっと、そのまま起きてライヴやってるみたいな。
 
高田:えー!
 
H:知らなかったな…
 
伊賀:なんか…でもこっち帰ってきたら普通に戻ったんですよ。
 
H:あれ?(笑)
 
伊賀:だから、たぶん、日本のまんまだった(笑)
 
高田:すごいね、それは(笑)
 
H:すごいよ、めずらしい人だよな。えー、じゃあ、大地くん、伊藤大地くんです。
 
大地:あ、こんばんは。自分も大丈夫でした。
 
H:大丈夫でしょ?なんかそういう噂を聞いた。強いな。
 
大地:たぶん、帰りの便の11時間のうち、10時間は寝てたんですよね。そのお陰かな、と。
 
H:爆睡したって言ってたね。
 
大地:爆睡でしたね。機内食も一切食べずに、って感じ。そこで調整効いたのかな。
 
H:なんか、旅慣れてるのかな。
 
大地:時差ボケ、たしかに、したことないかも…
 
H:だって…まあ、説明するの忘れてたけど、ロンドン公演がありまして…
 
一同:(笑)
 
高田:前フリなかったですね(笑)
 
H:なんの話だかわかんないだろうな(笑)ロンドン公演というのは6月の…何日だっけ…23日?…だっけ?そっか。で、翌々日は2時間車で行くとブライトンという…いいリゾート地で。そこでもライヴやりまして。で、1日、2日で僕たちは帰って来たんだけど、大地くんは残ったね。
 
大地:1泊、延泊して。
 
H:で、なんか…田舎に行ったんでしょ?
 
大地:よく行く場所なんですけど…どうしても行きたくなっちゃうんですよね。
 
H:どういうところなの?
 
大地:コッツウォルズっていう、古い村がそのまま残ってるところで。
 
H:いいところなんだろうね。
 
大地:いいとこなんですよ。
 
H:のんびりできるんだね。
 
大地:のんびりできるんですよ。夜とか誰もいない…
 
H:ホテルがあるの?
 
大地:ホテルはありますね。ペンションみたいなホテルに泊まって。
 
H:どうしてんの、そういうところで。
 
大地:そこで、なんか…風呂入ったりとか…(笑)
 
H:(笑)
 
高田:で、車で行ったんでしょ?
 
大地:車借りて…車好きなんで、借りて2時間ぐらい走って…
 
H:そうか。ロンドン市内ってすごい走りにくそうじゃん。
 
大地:もう、渋滞がすごくて…ロンドンの真ん中で借りちゃったんで…
 
H:出るのに時間がかかるよね。
 
大地:1時間…戻るのにも、ロンドン入ってから1時間…すごかったですね。
 
H:出ちゃえば楽だよね。
 
大地:出ちゃえばもう、ビュンビュンで。よかったです。天気も良かったですもんね、細野さんが行ってる間は。
 
高田:うん。
 
H:でも、今はもっといいみたいね。
 
高田:あ、そうなんですか?
 
H:過ごしやすいですよね。17℃ぐらいでしょ?
 
高田:僕らの時はちょっとまだ暑かったですよね。
 
H:でも、雲ひとつなかったね。
 
高田:ね、1週間…
 

H:えっと、あ…忘れてないよ、大丈夫(笑)野村卓史くん。
 
野村:はい、野村です。
 
H:どう?体調は。
 
野村:体調…えっ、あの…今の体調ですか?
 
H:そうそう、今だよ。昔の体調はどうでもいい(笑)
 
野村:すこぶる良好です。
 
H:あ、良好?時差ボケない?
 
野村:時差ボケは…帰った後2週間ぐらい引きずってましたね。
 
H:2週間もあったんだ(笑)
 
野村:そうですね、なんか徹夜しちゃったりしてるうちに、なかなか戻れなかったです。
 
H:だよね。だって…そもそもちょっと訊きたいんだけど、パスポートを忘れたじゃん、行く時。
 
高田:(笑)
 
野村:ええ、ええ。
 
H:あれはどういう心理なの?
 
野村:パスポートをしまってるうちの引き出しがあるんですけど。他にも、大事な印鑑だとか…
 
H:普通あるよね、そういうの。
 
野村:そこから出さずに…まったく、パスポートの必要性を忘れてしまってました。
 
H:こういう人がいるんだね(笑)時々いるよ。
 
野村:羽田で出発したじゃないですか。
 
H:うん。あ、勘違いしちゃったんじゃないの?国内と。
 
野村:そうなんですよ。
 
H:イギリスってどこだか知ってた?
 
一同:(笑)
 
野村:頭ではわかってたつもりなんですけど…(笑)
 
H:外国だってのはわかってた?
 
野村:そうですね。
 
H:昔ね、ハワイに一緒に行った、やっぱりキーボードの国府(輝幸)くんっていう人がいたんだけど、ニュー・オーリンズピアノの。久保田(麻琴)くんたちと一緒に行ったんだけど。彼はまあパスポートは持ってたんだけど、着いたところが日本だと思ってた。なんでかって言うと、店の人がみんな日本語をしゃべるじゃない。
 
高田:日系人も多いですもんね。
 
H:で、2,3日後になって気づいたんだよね。「ここは日本じゃないのか」と。キーボードの人ってそうなの?(笑)
 
一同:(笑)
 
野村:いやー、その…なるほどなるほど。
 
H:だから、リハ参加してないで、本番直前に来たよね。
 
野村:30分前でしたね、本番の。
 
H:すごいね。どんな気持ちで?なんてことはないって感じ?
 
野村:(笑)いやいやいや、そうですね…場が凍りついてるだろう、って思いまして、緊張しながら到着しました。
 
H:まあ、よくあるよ、そういうことは。僕もやったことあんの。
 
野村:お、そうなんですか。
 
H:もう演奏の…1分前に着いたっていう。YMO。札幌に行く時。寝坊しちゃったの、僕は。ひどいもんだよね。
 
 
 
◆☆∴∑∇@ジングル*∀∂△ΠЩ
 
 
 
H:さあ、そういう僕ですけど。今だに、睡眠障害が治んない。昨日はね…いや、昨日じゃない、きょうか。10時ぐらいまで寝らんなくて、朝の。
 
高田:えー。
 
H:なんかね、眠いんだけど目が覚めちゃう、っていう。最悪なんだよ。で、治んないんだよ。どうしたらいいの?で、なんでかっていうと、仕事を休んでたからね。仕事があった方がいいみたい(笑)
 
高田:その後どれくらいの…そっから寝たんですか、きょうは?
 
H:寝た。スマホで目覚ましを1時間ごとにかけて。10時に寝たから3~4時間でいいやって思って。13・14・15・16時、全部。13時に目が覚めたけどね。
 
高田:その後はもう寝てないんですか?
 
H:寝てないです。もう今眠いけどね。
 
高田:そりゃあそうですよね。
 
H:で、訊きたかったことは、ロンドン公演のことなんだよ。テーマはね。なんか、言いたいことはある?なんだろ、感想でも聞きたいかな。ひとりひとり、感想を聞かせてもらおうかな。漣くんから。
 
高田:そうですね…なんか、思ってた以上にお客さんの反応が良くって。あと…なんて言うんでしょうね、細野さんも終わった時に仰ってましたけど。
 
H:うん。
 
高田:なんか、海外での公演って感じがあんまりしなかったというか。
 
H:しなかったね。
 
高田:反応がすごい…本当にどっか、大阪、とかそういうところでやってるような感じでしたね。
 
H:そうそう。みんなそう思ったでしょ?
 
伊賀:とはいえ…外国人の方、多くいらっしゃったなと思って。
 
H:多かったんだよね。
 
伊賀:で、すごく盛り上がってて。外国人の方も楽しまれてる感じだな、と思って…
 
H:まあ、日本の人も多いと普通の感じになれるけど、(ステージから見ると)客席真っ暗だから。最初はそうなのかなと思ってたら、イギリスの人のほうが多かったんですね。
 
大地:(高橋)幸宏さんが最後の曲をやられるということで、幸宏さんが俺のドラムに座られて、俺はサイドで見てたんですよ。ステージ袖に移動して。
 
H:そうだよね。
 
大地:そしたら照明の向きが変わったんで客席が見えて、前列の人たちはけっこう、みんな現地の人っぽい人たちが前のめりでめっちゃ盛り上がってて、おお、って思って。
 
H:これが10年、20年ぐらい前はそうでもないんだよね。「外国人」だったんだよね、反応が。なんか、変わったんだね、今。この数年で。何かが。
 
高田:うんうん。
 
H:なんだろう、これ。みんな日本人みたいになっちゃったのかな(笑)
 
高田:なんかこう…音楽の聴き方が世界中で同じ様にっていうか…なんでしょうね、反応がおんなじな感じがしたんですよね。
 
H:そうなんだよね。それが僕の一番強い印象だね。
 
高田:日本で…たとえば細野さんの最近のだと、最初はラテンでしっとりというか、静かに始まっていって、だんだんエンジンがかかってきてブギで盛り上がってくる…それとおんなじタイミングでお客さんも盛り上がる、というか。その辺がすごく、やってて不思議でしたね。 
 
H:だからね、やってて、すごいリラックスしちゃった。
 
高田:ホントですね。うん。
 
H:今年は台湾・香港やって、もちろん初めてだから、外国。やる前すごく緊張するじゃん。たぶんみんなもそうだと思うけど。
 
高田:そうですね。
 
H:どういう反応なのか、っていうのがいちばんね、不安じゃない。まったくウケなかったらやっぱり…落ち込むからね(笑)
 
高田:ホントですよね(笑)
 
H:そういうこともあるはずだから…よく夢に見るもんね。フタ開けてみたらお客さんが一人もいなかったりね。そういう夢見ない?見るんだよ僕は(笑)
 
高田:わかります…演奏全然できない夢とか見ますね(笑)
 
H:知らない曲が始まっちゃったりね。全然歌ったことのない曲が始まって、イントロがもう終わって、さあ歌わなきゃ!知らない曲だ!、ってところで目が覚める。
 
高田:あります、あります(笑)
 
H:ある?それに近いよね、そういう初めてやるところって。そしたら…そこもやっぱり、台湾も香港も日本みたいだったね。日本みたいだった、っていうとヘンだけど。
 
高田:(日本と)変わらないっていうことですね。
 
H:これはどういう音楽が行ってもそうなのかな。わかんないけど。まあ、僕は不思議な気持ちでずっといたんだけどね。
 
高田:うんうん。
 
H:で、さすがにロンドンはもうちょっと違うだろうと思ってた。そしたらこれもおんなじだから、たぶん次はアメリカ…行っても同じようにできるかもしれないな、って今、思い始めてる。
 
高田:はい。
 
H:さっきここにMac DeMarcoが来てて、彼はロサンゼルスにいるんだけど。「いつ来るんだ」って言うから、来年行けたら行くよ、って言って。「みんな待ってるよ!」って言われて。何となく大丈夫そうだな、って思って。
 
一同:(笑)
 
高田:細野さん、ロンドンのライブ終わった直後に言ってましたもんね。「もうどこでも大丈夫だ!」って(笑)
 
H:傲慢なこと言ってた(笑)
 
高田:でもなんか、その感じは僕らも…
 
H:みんなもそうでしょ?
 
高田:ヘンにひよって、というか、合わせないでやって大丈夫だ、って思いましたね。
 
H:合わせなきゃ、って思ってたけど、そんな余裕ないじゃない。レパートリーも。で、日本と同じようにやっちゃったよね。それがよかったのかもね。
 
高田:細野さんも途中からMCも、英語だったり日本語だったりミックスしてたけど、でもそれが逆にお客さんクスクス笑ったりとか。その辺も同じでしたよね。
 
H:行く前はね、英語で全部やんなきゃ行けないかなあ、とかね。でもムリだな、と思って。英語でジョークを考えてたりしたんだけど…そんなのムリに決まってるじゃん(笑)
 
一同:(笑)
 
 
H:さあ、ここからは伊賀航ショウかな。
 
一同:(笑)
 
伊賀:こっから…3分しかない…(笑)
 
H:じゃあ、もうちょっと先に延ばすかな(笑)
 
 
 
 
El Negro Zumbon (Anna) - 細野晴臣
 from 『Vu Jà Dé』