2019.11.03 Inter FM「Daisy Holiday!」より

 

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 こんばんは。デイジー・ホリデーの時間です。番組では、先月14日に恵比寿ガーデンプレイスで行われました、『細野さん みんな集まりました』、そのDay4「細野さんと語ろう! ~デイジーワールドの集い~」の模様をお送りしています。3週目となる今夜は、どなたがいらっしゃるのでしょうか。

 

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(会場拍手)

 

H:あ、原田知世さんが入ってきました。いらっしゃい。ちょっと一息入れていいですかね?(笑)

知世:どうぞ。 50周年おめでとうございます、まずは。

H:あ、いやいや…

 

(会場拍手)

 

H:ありがとうございます。

知世:でも、気がつくと周年が来てたり…するものじゃないんですか?

H:そうなんだよね。だから、今回もなんかお祭り騒ぎなんだけど、自分でやりたいなんて言わないよね。

知世:そうですよね。周りの方がやっぱり、そのときを楽しみにしてくれて。だからちょっと、ご本人は意外と…

H:最初はちょっと他人事だったんだよね。

知世:(笑)

H:なんかいっぱい重なっちゃって大変だなぁ、とか思って。他人事のように。

知世:うんうん。

H:まぁでもね、実感がだんだん出てきました。みんなに楽しんでもらえればいいな、と思って。

知世:ええ。うれしいですよね、みなさん。

(会場拍手)

H:ありがとうございます。

知世:私もきょう呼んで頂いてすごく光栄です。ありがとうございます。

 

H:えーと、こないだ…ミックスを僕、依頼されてね。

知世:はい。ありがとうございました。

H:あれは、アルバムは…なんのアルバムでしたっけね。

知世:えーと、16日なのでもうすぐですね。10/16に『Candle Lights』というアルバムをリリースするんですけれども、それはこれまでの私の…10年ぐらいの間、プロデューサーの伊藤ゴローさんとやってる時期のアルバムの中から、夜寝る前にゆっくりと聴いてもらえるような曲を…

H:あ、それでキャンドル…ライト?

知世:アルバム名は「キャンドル・ライツ」ですね。ポッと心に光が灯るようなあったかいアルバム、ということで。で、その中で選んだ曲の中に…数年前に洋楽のカヴァーアルバムを作ったんですけど、"Love Me Tender"を歌っていて。

H:はい。

知世:で、私のレコード会社のプロデューサーの方が、それをぜひ細野さんに…リワーク(Rework)っていうんですかね?を、やって頂けたらいいよね、ってみんなで話をして。

H:いやいや。ありがたかったですよね。

知世:それで、引き受けて頂いたということなんですけど。

H:もう、そういう仕事大好きですから(笑)

知世:ホントですか!ありがとうございます。それがすごいんです。私ビックリしたんです。元のオリジナルもすごく好きだったんですけど、細野さんから届いたのを聴いたときに、もうぜんぜん違うものになっていた。

H:そうなんですかね。んー。

知世:自分の声がまったく違って聞こえたんですね。なんだろう…すごく立体的で。歌い直した?っていうぐらい、声の…歌の表情がぜんぶ変わっていて。

H:そうだった?よかった。

知世:もう何回も…感激して、ちょっと鳥肌が立って、何度も何度も聴いてしまいました。

H:それはやりがいがあるね。うれしいですよ。

知世:ホントにありがとうございました。で、いろんな曲が入ってるんですけど、やっぱり細野さんの"Love Me Tender"がいちばんこのアルバムのコンセプトというか、作りたかった世界観にいちばんピッタリと来ていて。1曲目に入ってるんですけど。

H:あ、ホントに?

知世:伊藤ゴローさんも、自分で元々はやっているけど、細野さんにやって頂いて1曲目にこれを聴くと…それ以外の曲でリワークしてないのもあるんですけど、他のものまで違って聞こえてきた、って。すごくよろこんで…

H:効果的、うれしい。そうですか。じゃあ、16日に発売されるんで、聴いてみてくださいね。

知世:よかったらぜひ…ありがとうございます。

 

 

ラヴ・ミー・テンダー (Haruomi Hosono Rework) - 原田知世

(from 『Candle Lights』)

 

 

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H:ゴローくんとずっとやってて…最近は?また変わったんですか?

知世:いや、ゴローさんといっしょにやってます(笑)

H:あ、よかった(笑)ゴローくんのアレンジとか大好きなんですよ。ギターとか…いっしょにいちばんやってていいなぁ、と思いますよ。

知世:そうですか?ゴローさん、すごくよろこびます。

H:一度、ライヴを観に行って…京都だったかな?

知世:そうです。あれはなんか…私、「on-doc.(オンドク)」っていう歌と朗読の会をやっていて。ゴローさんのギターと私の声だけでやる小さなライヴなんですけど、それに細野さんが観に来てくださって…ちょっと緊張しちゃいましたけど。

H:いやー、あの会場もなかなか良かったしね。

知世:そうですね、カフェ…古い建物で。素敵な場所でやってます。

H:なんか、いちばん音楽がゴージャスに聞こえる、っていうのかな。すごい楽しめましたね。

知世:あ、ホントですか。ありがとうございます。

H:歌、良いなぁ、なんて思って聴いてました。

知世:ホントですか、ありがとうございます(笑)うれしいです…

 

H:もう、最初の、デビューの頃を僕は知ってますから。

知世:そうなんですよね。細野さんに聞いて、あ、そうだったのか、と。ビックリして…

H:あれは…何歳ぐらいだったんだ?

知世:あれは、私が15歳のときで、『時をかける少女』という映画があって。

H:それそれ。

知世:その主題歌をテレビ番組で歌って…

H:生で歌ってたんでしょ?

知世:そうなんです。なんか、生で歌って…そのときの私のディレクターをやっていた方。

H:国吉くん(国吉静治)っていうね。まぁ僕のディレクターでもあったんでね。

知世:そう。それで、細野さんが…お2人いっしょのときだったんですけど。

H:いっしょにね、どっかのスタジオのテレビがついてたんで、それを見てたんですよ。そしたら彼が緊張して。

知世:ですよね(笑)

H:なんて言うんだろう、ドギマギしてた、っていうか。デビュー後初めてのステージというか、オンエアーですから。

知世:はい。

H:それを見てたんですね。ええ。どうだったっけ?(笑)

知世:いやいや、本当にもう子どもで…ものすごい子どもでしたね。

H:それはそうだったね。15歳だからね。

知世:もう、緊張して…いまでもやっぱり、歌番組って慣れないんですけど。細野さんって、その後何回か歌番組で…YMOのお三方とごいっしょする機会もあったりしましたけど。

H:そうですね。

知世:どうですか?歌番組はどうなんですか?

H:いやいや、あれはね、慣れるもんじゃないですね。

知世:そうですよね。

H:なんか僕、YMOの頃は毎回神経症みたいだったんですよ。

知世:はい。

H:なんか、過換気症候群っていうやつね。いま流行ってるみたいだけど。で、出番前…「ヒットスタジオ」とかそんな番組で。

知世:ですよね、ありましたね(笑)

H:あったね。で、最初に他人の曲を歌うじゃないですか。

知世:ね!あれは間違えられなくて…

H:あれはキツいですね。

知世:こわかったです。

H:そのとき僕、もう、全身がしびれちゃって、歩けなくなっちゃって。

知世:え!ホントですか。

H:神経症でね。で、幸宏(高橋幸宏)に抱えられて出て行って、みたいな。

知世:そうですか!えー…

H:そんなことがあったりして。まぁ、だんだん…この歳になると図々しくなってきますけど。

知世:そうですか。私も、だいぶ…

H:だいぶ慣れてきたね。

知世:なんか、あんまり緊張しなくなってはきたんです。

H:よかったね。まったく緊張しないとぜんぜんダメだけどね。

知世:そうなんです。「良い緊張」はたぶん必要なんですけど、緊張し過ぎて真っ白になってしまうと…

H:そういうときもあった。うんうん。

知世:なんか、もったいないですよね、練習してきたことがぜんぜん出来ないっていうのも。緊張感は持ちつつも、それに呑みこまれない、みたいな。

H:もうね、やっぱりベテランですもんね、もう(笑)

知世:なんかね。そうですかね(笑)私、こないだドラマをやっていてですね。

H:そうですよ。

知世:それで…そこが日活の撮影所だったんですね。で、『時をかける少女』もそこで撮影してて。

H:あ、同じだったんだね。

知世:で、なんかちょっと感慨深く…あのときいちばん年下だったのに、今回行ったらほとんどが年下。

H:あ、そう?

知世:プロデューサーの方も年下なんですよ。

H:プロデューサーが年下ってすごいね(笑)

知世:すごくないですか?(笑)で、ちょっと衝撃を受けて。しっかりしなきゃ!ってすごい思ったんですけど…(笑)

H:まぁでも、しっかりしなきゃ、と思うとしっかりするもんですからね。

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H:でも、ぜんぜん変わらないけどね。印象が。みんな言うね、「かわいい」(笑)

知世:ありがとうございます(笑)

H:なんだろう、この存在感。ずいぶん前ですけど、お誕生会をどこかのカフェでやったのを…ちょっと行ったことがあるんですけど。

知世:そうですね。ありがとうございます。

H:そのときにね、後で記念写真かなんか、知世ちゃんがケーキ…

知世:ケーキが出てきて、その前で撮ってる写真。

H:そうです。それにね…なにが写ってたの?

知世:あれは天使だと思います。

H:天使だよね(笑)

知世:ホントに天使の形をした、光の…

H:妖精のような天使のような。あれはなんだったの?

知世:なんですかね、あれ。ビックリしましたね。

H:みんなビックリしてましたよ。

知世:そうですよね。

H:これはやっぱり、知世ちゃんの存在がそこに結び付いてるっていうか…天使が憑いてるんですよ(笑)

知世:いやいやいや(笑)なんかすごくね、良い写真でした。一度しかない…

H:あ、その後はそういうのはない?

知世:はい。あれが最初で最後です。

H:でも、あれはね、証拠ですね。証拠写真。うん。

知世:ありがとうございます(笑)

H:その印象が僕はずーっとあるんで…まぁ知世ちゃんはオッケー、大丈夫。

知世:大丈夫ですかね?(笑)

H:ドラマで死んでも大丈夫(笑)

知世:そうですね、生き返ってきました(笑)

 

 

銀河絵日記 (Goro Ito Rework) - 原田知世

(from 『Candle Lights』)

 

 

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H:これからは、また音楽…どっちかっていうと僕は歌手、音楽家に見える。最近。

知世:ホントですか?

H:音楽活動も多いですよね。

知世:はい。わりと、ここ数年はコンスタントに1年1枚という形でやらせて頂いていて。

H:そう、アルバムも出てね。

知世:まぁ、伊藤ゴローさんとの出会いがホントに良くて。

H:良いですよね。

知世:すごく、私…ここ6カ月ぐらいずっとドラマのほうに行ってて。

H:うん。

知世:今年1月にライヴをやったんですけど、そこからはもう音楽関係の人に会えなくてずーっと過ごして。で、こないだアルバムのレコーディングでひさしぶりに会ったらすごくホッとして。

H:あー、なるほど。

知世:なんか、おうちに帰って来たような、そんな感じが。両方とも仕事はすごい楽しいんですけど、[音楽活動が]「おうち」っていう感じにいま、なってますね。

H:あの、お芝居と音楽と、やっぱりぜんぜん違いますよね。

知世:違いますね。細野さんはなんか、お芝居…

H:いや、僕はぜんぜん…時々呼ばれてなんかやるんだけど、今だにできないですよ。なんて言うんだろう、自分以外になれないんですよ。

知世:でも、もう細野さんは細野さんのままで…

H:まんまでいいの?そしたら、役になれない(笑)

知世:いや、大丈夫…役がたぶん、近づいてきます、細野さんに。だから細野さんが近寄る必要はない気がします。

H:そうね。別に、真剣には考えてないんですけど(笑)

知世:はい(笑)

H:それで食っていこうとは考えてないんで(笑)呼ばれれば行く、っていう。何本か出てるんですけどね。恥ずかしいですね。自分の映画、観れないですよ、僕は。やっぱり観るでしょ?

知世:観ますけど…やっぱり、ストーリーが追えないですね。自分の[芝居の]細かなところを見てしまったりして。

H:そうだろうな。

知世:何回か観ないと、冷静に、客観的には見づらいですね。

H:そうでしょうね。それがね、大変だなと思いますね。女優さん、俳優さんは。次のドラマは観てみようかな、じゃあ。なんだろう、次は。

知世:次はですね…ちょっと長くやってたんで…(笑)音楽のほうをやりたいな、と思ってて。

H:あ、そうですか。

知世:そうなんです。やっぱりずっと片方をやってると…甘いものとしょっぱいものみたいな感じで、こっちをずっとやってるとこっちをやりたくなって…

H:わかるわかる、おせんべいの後どら焼き食べたりね。

知世:そんな感じですよ。なので、2つあるおかげで飽きないんですけど。なので、いっぱいねドラマの…お芝居をやったので、この後はライヴ…人の前で歌ったり。すごく、そういうのがいいなぁ、と思ってますね。

H:それはいいですね。また観に行きたいですよ。ええ。

知世:ぜひ…私、11月にライヴやります。

H:あ、どちらで?

知世:えーと、オーチャードホール(渋谷Bunkamura)。

H:お、良いところでやりますね。

知世:ぜひいらしてください。

H:編成は?バンドで?

知世:えーと、いつものバンドで…プラス弦の方を3人ぐらい。

H:なるほど。いやー、それは楽しみにして…

知世:細野さんもライヴ、ありますね?

H:までん、50周年の最後に…11月の終わりと12月1日、2日間やらなきゃいけないんだよ(笑)

知世:いやー、うれしいですけど(笑)うれしいですよね?

(会場拍手)

H:いやいや…向いてないです。気が重いんですよ。

知世:どんな感じでやりますか?

H:1日目はね…どっちかな?2日間あるんだけど、有楽町国際フォーラムで。コントと(笑)

知世:コント?

H:コント(笑)「イエロー・マジック・ショー」って。

知世:えー!

H:ホントは出てもらいたいんだけどね(笑)

知世:そんな!(笑)

(会場拍手)

H:で、もう一日は普通のライヴで。

知世:あ、そうですか。両方とも観たいですね。

H:まぁ、重なってなければぜひ来てください。

知世:あ、ぜひ伺いたいです!

 

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H:いやー、もうね…後はなにを話そうか(笑)

知世:なんかね、こないだ…細野さんの六本木ヒルズの…

H:あ、展覧会。

知世:展覧会に伺って。

H:そうだ、来て頂いて。

知世:はい。細野さんにお会いして。で、今度ライヴ呼んで頂いてありがとうございます、って言って。で、細野さん、どんな話しますかね?って言ったら、「いや、ぜんぜん決めてない」って(笑)

H:決めてないんだよ、今もわかんない。

知世:「大丈夫だよ」って言われて、「曲とか流すし」って。あ、じゃあいつものラジオの感じかなぁ、と思って。

H:だと思ったら、曲かかんないんだよね(笑)

知世:そうです!(笑)それできょう来て、楽屋で打ち合わせがあったんですけど…

H:30分話し続けるっていうのは、なかなかラジオではね。

知世:それで、進行表みたいのを見たら、「ピンポン♪と鳴ったら出ていく」みたいな説明はあるんですけど、内容が一切無くて…(笑)

H:そう(笑)

知世:あれ?無い!と思って。

H:いやー、もう、困っちゃうよね。

知世:でも、すいません…大丈夫ですかね?こんなで。

H:大丈夫かな。まぁ、少し黙ってここでお茶でも飲んで…

知世:そうですね、ちょっとお茶飲みましょうか。

H:お茶飲もうか。喉渇いちゃった。ずっとしゃべりっぱなしってつらいですよね。

知世:そうですよね。

H:カプチーノ。いやー…ちょっと寝ようかな。なんか応接間みたいなんで。いつも僕はソファーで寝てるんですよ。

知世:ソファーのほうが落ち着く方って多いですよね。そっちのほうが寝れるんだ、っていう。

H:熟睡しますね。ベッドはダメなんです。

知世:なんかね、一瞬の転寝が深く眠れたりして、気持ち良いときありますよね。

H:僕のイメージだと知世ちゃんはパジャマにちゃんと着替えて、ぬいぐるみ抱えて寝るんですか?

知世:(笑)

H:そうじゃないのかな(笑)

知世:そうですね、ぬいぐるみは持ってないんですけど…(笑)

H:そうか。でもやっぱり、ちゃんと着替えて…「さぁ、寝よう」って言って寝るんですね。

知世:そうですね。私ね、そう…催眠術をかけてもらったんですよ。

H:え?

知世:今年。え?って感じですよね(笑)

H:かかりやすい?

知世:かかったんです。

H:え、かかるんだ?

知世:うん。それで、緊張したりとか…いろいろ、ドラマもあったから、すごく緊張し過ぎて、眠れなくなったんですよね、途中。夜中に何回も目が覚めて、深く寝れなくなっちゃって。これは自律神経かな…とか、いろいろ思ったりしたんですけど。

H:うん。

知世:そして、たまたま共演してる方から催眠術の良い先生がいるっていうのを聞いて、それで行ってみたんです。そしたら本当によく眠れるようになったんです。

H:へぇ。

知世:いろいろ治してもらえるんです。で、私、虫も嫌いなんです。すごく。

H:虫?僕も(笑)

知世:だから夏の撮影とかやってると、ブン!とか。セミとか来るんですよ。で、ハッ…ってなっちゃって、他の人以上に動いちゃうから、仕事にならないと思って。

H:そっかそっか。

知世:で、これもちょっとイヤなんです、って言って。まぁ、今年の夏はあんまり虫に遭ってないんですけど…でも、そんなに前ほどウワッ!ってならなくなったのと。なにしろ、呼吸法なんですね。それを教えてくれる部分があって。

H:じゃあ、自分の…なんていうの、自律をコントロールするようになるわけね。

知世:コントロールする方法を教えてもらった、っていうほうがいいのかもしれない。

H:催眠術っていうよりもそういうことか。

知世:そうですね。自己催眠をかけられるようになるというか。

H:なるほどね。

知世:それでね、ちょつと生まれ変わったんです(笑)

H:あ、ホント?

知世:そう、楽になりました。もっと早く体験してみたかったな、というか。

H:そうか。虫、怖くない?いま。大丈夫?

知世:あんまり。前ほどは。

H:実はね、今朝、悪夢を見て。

知世:なんですか?

H:廃屋にいてね、奥の暗ぁい畳の部屋に携帯を忘れて。僕はそこに取りに行くんだけど、辺り一面昆虫だらけなの。なんだろう、これ?

知世:それ…なんですかね?じゃあ、先生紹介します(笑)

H:ぜひ(笑)

 

 

夢のゆりかご - 原田知世

(from 『Candle Lights』)

 

 

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H:だから…まぁ、健康な人はうらやましいけど、いろんな不調があるわけですよね。人間ってね。

知世:ありますね。

H:でも、概ね健康ですよね。

知世:うん、健康です。

H:病気になったっていう話、聞いたことがない。

知世:そうですね、おかげさまで。あまり風邪も引かないですね。

H:引かない?なんかやっぱり、芯が丈夫ですよね。

知世:身体はけっこう丈夫なのかな、と思ったりしますね。

H:まぁ、僕もどっちかっていうとそうかもしれないんですけどね。いま僕、70を過ぎてますから、この先どうなるかね。いま50周年でしょ?

知世:はい。

H:次はなんだろう?引退記念かな(笑)

知世:えー?(笑)

H:その次は、死んでからですよね(笑)

知世:いやいやいや…(笑)

H:もう50周年でごちそうさま、っていう…

知世:いやいや…みんな待ってますよ。

H:長くて疲れちゃいましたよ。

知世:いやいや、まだまだです。

H:いやもう…30分も長いですね(笑)

 

(♪ピンポン)

 

知世:…あ、呼ばれた!

H:呼ばれたね。

知世:わかりました。じゃあ、私は…

H:じゃあ、この後はね、15分休憩なんで…ごはんタイムなんだよね。

知世:そうですね。

H:お弁当でも食べますか(笑)

知世:じゃあ行きますか(笑)ありがとうございました。

H:じゃあ、原田知世さんでした。

 

(会場拍手)