★2019.02.15 α-STATION FM KYOTO「NICE POP RADIO」より

 

 

 
想い (はどうだろうか) - スカート
 (from 『CALL』)
  

澤部:お送りしましたのはスカートで"想い(はどうだろうか)"という曲でございました。こんばんは、スカートの澤部渡です。京都α-STATION、毎週金曜午後8時からはNICE POP RADIO。今週もわたくしの選曲とおしゃべりにお付き合いください~  

 68回目の放送でございます。今週はですね、スカートのサポートメンバーでおなじみの佐藤優介が…ようやくナイポレに初登場でございます。いま聴いてもらった"想い(はどうだろうか)"という曲の弦のスコアも佐藤優介が書いてますね。まあ、いろいろ二人で話したり、彼の新譜の話ができたらいいなぁ、と思っております。後半の選曲コーナー、今週は「佐藤優介と私」というテーマでお送りします。優介から教えてもらった音楽とか、なんかポロッと話してた音楽とか、聴いてきた音楽とかを持ってきました。非常にきもちわるい感じの回になるんじゃないかと思っております(笑)  

 

 番組ではみなさんからのメッセージをお待ちしております。α-STATIONのホームページにある"メッセージ"、からですね…番組「NICE POP RADIO」をセレクトしてお送りください。FAXは京都075-344-8940でございます。Twitterアカウントをお持ちの方はハッシュタグ、カタカナで「#ナイポレ」を付けてつぶやいて頂ければ、それを我々が拾いに行くというシステムになっております。よろしくお願いします。  

 また、この番組はパソコンやスマートフォンでラジオが聴けるIPサイマルラジオRadikoでもお聴き頂けます。スマートフォンからはGoogle PlayやAppStoreからRadikoアプリをダウンロードしてお楽しみください。有料サービスのRadikoプレミアムを利用しますと全国どこでもα-STATIONをお楽しみ頂けます。詳しくはα-STATIONのホームページ、またはRadikoのホームページをご覧ください。  

 そして、京都のレコードショップJET SET KYOTOのお店にNICE POP RADIOのコーナーを作って頂いています。番組で紹介したレコードも展開されていますので、ぜひチェックしてみてください。    

 

 では、佐藤優介特集なんで…1曲、彼がプロデュースを手掛けた曲をお送りしましょう。イルリメこと鴨田潤さんの"いい時間"を矢野顕子さんが歌うというプロジェクトがございまして、それを聴いてもらいましょう。"いい時間"。     

  

いい時間 - 鴨田潤 featuring 矢野顕子
 (from 『いい時間』)
 

    [CM]    

 

澤部:京都α-STATIONからお送りしておりますNICE POP RADIO。今夜はゲストをお迎えしております!

優介:おはようございまぁす。

澤部:(笑)お名前は?

優介:あ、佐藤です(笑)

澤部:(笑)というわけで、いつもスカートでキーボードを弾いてくれている佐藤優介くんに、遊びにきてもらいました。どうもどうもどうも。

優介:ああ、どうも…

澤部:(笑)きょうなんか、いつにも増して反応が遅い気が…

優介:いや、眠くて…

澤部:いやー、ご苦労様です(笑)最近も、お忙しそうで。

優介:いえいえいえいえ…とんでもないです。

澤部:ね、その…キーボード奏者としてもKID FRESINOだったり、ウチでも弾いてもらってますけど。しかもプロデューサーとしても…さっきかけたイルリメさんの"いい時間"をやったりとか、されてましたね。

優介:…そうですね。

澤部:"いい時間"は矢野顕子さんが歌ってて。

優介:そうですね。

澤部:ええ。すばらしい音源だったと、思うんですけれども…(笑)

優介:(笑)ありがとうございます。まあ、別に…ねえ。たしかに…よかったよね。

澤部:うん、スゲェよかった。ミックスがillicit tsuboiさんなんだよね。

優介:うん、ツボイさんでね…

澤部:めちゃくちゃ…ベースが気持ちよかったっすね、低音が。

優介:そうだね、やっぱりリズムが…すごかったですね。ミックス聴いた時。

澤部:ボンッて、こう、くる感じがあって。

優介:いやー、やっぱりいちばんすごいのは、社長(角張渉)だと思うんですけどね。

澤部:(笑)

優介:おれが社長だったらおれに頼まない…

澤部:いやいやいや(笑)でも、それでアレができてるんだからすばらしいと思いますよ。

優介:いや、ホントありがたいお話で…

澤部:ね。ペダルスティールは駒沢裕城さんで。

優介:駒沢さん、すばらしかったですね。

澤部:ね、ホントにいいプレイですよね。最高でした。

kakubarhythm.com

 

 

優介:…(笑)

澤部:慣れないことをやらしてすいませんね…(笑)

優介:いえいえいえ…

 

澤部:というわけで、そんな佐藤優介くんなんですけれども。僕と優介くんは古い付き合いに…だんだんなってきました。僕が20歳の時にですね…大学3年だったんですけど、彼が1年生として入ってきたのが最初でした。いろいろ…僕が大学1,2年で同い年の学生っつうのはわりとね、あんまりうまくいってなかったんですよ(笑)先生とか、ちょっと上の先輩とかとワイワイやってたんですけど。で、後輩に…おもしろいのが入ってきた、みたいなのがいくつかいて。で、その内のひとりが佐藤くんだったんですけれども。自分の中でよく憶えてるのが…YMOが好きな後輩が入ってきた、と。で、YMOが好きな後輩が入ってきたら…「まあ、"Rydeen"とかでしょ?」と思っていたんですけど。"Lotus Love"っていう曲のフィルインを…お互いが「ドッタタ、ドッタタッ」って言い出すみたいな瞬間があって。「あぁ、仲良くなれそうな気がする…」というのが最初でございます(笑)もうだいぶ眠そうですけど、大丈夫ですか?(笑)

優介:あー、だいじょうぶです(笑)ちゃんと……聞いてます。

澤部:(笑)まあまあまあ、そういう感じで…で、彼自身のピアノがすばらしいというのもあって、バンド活動に駆り出してしまって(笑)かなり…いまでもイヤイヤステージに立ってると思うんですけれども…(笑)

優介:いやいやいや…もう…楽しいです。

澤部:(笑)めちゃくちゃ言わされてる感じが…(笑)そうっすね…そうなんです。一時期、ホントに、もうやめてくれみたいな時期もあったよね…(笑)

優介:まあ…

澤部:もう出たくない、みたいな(笑)でも、そういう時をなんとか越えて、いまだに弾いてくれたり弦のアレンジなんかをしてくれております。

 

優介:………

澤部:眠そうだなぁ(笑)

優介:聞いてます、聞いてます(笑)

澤部:聞いてるかい?(笑)まあ、ここで優介が1曲…かけたい曲を持ってきてくれたということなので、1曲聴いてみますか。これはどういう曲ですか?

優介:アレですよね?

澤部:そうです、そうです。

優介:聴いてもらったほうがいいんじゃない?先に。

澤部:そうか。聴いてもらおうか。じゃあスカートで"秘密主義"という曲を。

 
 
秘密主義 - スカート
 (from 『lovers_chronicles』)
 
 
澤部:聴いてもらったのは"秘密主義"という…僕が18歳ぐらいの時に書いた曲ですね。…恥ずかしいですね、シンプルに。

優介:あ、そうですか?これがいちばん好きですけどねー、スカートで。

澤部:いや、これ…(笑)

優介:あんまりやんないですよね、ライヴでも。

澤部:そう、ライヴでやったことないね。あれだけだよ…Destroy All Monstersの…

[*2018.06.06(水)渋谷O-nestで行われた「佐藤優介 Destroy All Monsters」名義でのワンマンライブで披露された(らしい)。]

 

優介:いや、ね…やりたかったから、やったんすけど…いや、これが、ホントに、スカートでいちばんいい曲なんですけどね。

澤部:そうかもしれない…(笑)なんなんだろうね、とにかく短い曲をいっぱい作りたい時期だったんですよ。この頃っつうのはね。1分くらいの曲をね、たくさん作ってたっていう、感じでしたね…いやー、恥ずかしい…今度は僕が何も言えなくなってきますよ、これ(笑)

優介:…(笑)

澤部:いや、いいんだこの話は(笑)というわけで、なんで今回こんなにゲストとして絡みづらい佐藤優介をラジオに呼んだかっつうと、あれですよ。なんてったって佐藤優介、ようやくソロが出ると。

優介:…そうですね。

澤部:おめでとうございます(拍手)

優介:ありがとうございます。

澤部:いやー、そして…誰もたぶん、まだ聴いていない…

優介:そうですね、誰にも聴かせてないですね。

澤部:そして、このラジオが放送される時に、はたして聴いている人はいるのか…

優介:たぶん出てます(笑)

澤部:出てる?出てる?さすがに出てるか。

優介:出てるっていうか、もう届いてるんじゃないかな…

澤部:そうだね。

優介:ぜんぶ通販で…やってるんすけど。どこも出してくんないから…

澤部:いや、たぶんまじめに探せば出してくれるよ(笑)

優介:まあ…

澤部:まあ、最初の1枚ぐらいはね、自主でやってみたほうがいいよ、きっと。

優介:もう二度とやらないっす…疲れました。

澤部:自主はね、疲れるよ。あれは若い時やるもんだよ。

優介:んー…二度とやらないっす。

澤部:(笑)まあちょっと、一回聴いてみます?先に聴いてからのほうが話しやすいかもね。

優介:はい。

澤部:じゃあ、佐藤優介の『Kilaak』というアルバムの表題曲…ミニアルバムか。EP。"キラアク"を聴いてください。

  

キラアク - 佐藤優
 (from 『Kilaak EP』)
 

澤部:聴いてもらいましたのは佐藤優介で"キラアク"という曲でございました。いや、最高じゃないですか。

優介:…そうすか?

澤部:(笑)

優介:そう思ってないんでしょ。

澤部:いやいやいやいや、なんで…(笑)

優介:なんでも褒めるもんね。

澤部:(笑)いやいや、なに言ってんだよ(笑)めちゃくちゃいいじゃん。

優介:…

澤部:でも…佐藤優介、ソロを作るつくる、作ってるつくってると言い続けて何年も経ったっていう感じなんだけど。この曲は昔の曲なの?

優介:あー、でも、去年…ですかね。

澤部:はー。めちゃくちゃポップだし、カワイイし、ブキミだし、めちゃくちゃいいと思うんすよ。

優介:そうですか?(笑)

澤部:なんかもう…なんつうの?沸点の先のようなさ、感じがあるじゃん。

優介:あー…

澤部:躁状態、というか。

優介:ああ、そうだよね。元気ですよね…

澤部:うん。なんか、元気だけど…ただ元気なだけじゃないじゃん。ぜったいになんか…さっき言ったけど、ブキミさみたいなのがさ。どんどん、コロコロ、展開も変わるし。

優介:…なんかやっぱり、作ってると飽きちゃうんですよね(笑)

澤部:それで、なかなかソロが出なかった、っつう理由にもなるのかな?

優介:そう…ホントはこのEPの前に、アルバム作ってて。でも、アルバム、十数曲ぐらいできてるんですけど…なんか…やっぱ飽きちゃうんですよね(笑)

澤部:(笑)

優介:あ、でも、それは今年出そうかなとは思ってて。

澤部:うん、聴きたいっすよ。そう、なんかね…優介、昔の…僕らおんなじ大学なんですけど、卒業制作ってあるんですよ。で、[優介の]卒業制作がすごい良い、っていう噂だけ来て。そんなに良いんだったら聴きたいな、って本人に言って。「あ、送りますおくります」つって、もう10年ぐらい経ちますね。

優介:(笑)そんな大したもんじゃないですよ、ホントに。

澤部:でも、聴いた人はみんな口をそろえて「最高だった」って言ってましたよ。

優介:聴いた人…

澤部:望ちゃん(佐藤望)とか今井師匠(今井カズヤ)とか。

優介:あー…

澤部:そう、その辺もアルバムには入るの?

優介:あ、それ入ってますね。

澤部:おー。じゃあ、このEPをきっかけに…わりと裏方の仕事が多かった佐藤優介が、すこし自分の音楽をやる期間に入る…っていう感じなのかな?

優介:…なんも考えてないです(笑)

澤部:(笑)

優介:別に…そうですね…ってこれ1時間なんだね。

澤部:そうなんですよ、番組自体はね。

優介:大変だねぇ…

澤部:(笑)そうなんです、そうなんです…というわけで、『Kilaak EP』が発売中になってるんじゃないか、と。

優介:え、これ放送が…?

澤部:2月の15日です。

優介:ま、その…通販で、自分でやってるんですけど…もう、疲れたんで、作りたくない(笑)

澤部:(笑)

優介:発送も…

澤部:発送めんどくさいよね。だから通販は打ち切って、どっかお店に置いてもらったほうがいいよ。

優介:そうしようかな…とは思ってます。

澤部:ライヴ会場とか…なんか、慣れてて。どんどんね、次々出して。自分でもやってたからさ、わかるんだけど。

優介:やっぱり先輩なんかはね、すごい…ひとりでなんでもやるじゃないですか。営業も。タフですよね。本当に。

澤部:そうだね…(笑)そんなつもりはなかったんだけど、優介を見てると自分がタフなんじゃないかっていう気になってくるね。

優介:いやー、おれには無理だな。

澤部:(笑)いや、なんか…置いてくれそうなお店とか紹介しますよ。

優介:まあ、なんか、その…通販でいま、売ってたんですけど、一回打ち切って…流通盤みたいなのを作ろうか、っていう話もちょっとあって。

澤部:うんうん、たぶんそれがいいよ。

優介:…そうしちゃおうかな。

澤部:んー、それがいいと思う(笑)ただでさえクソ忙しいのに。

優介:まあまあ…

澤部:ともかく、まあ、このEPを皮切りにちょっとずつやってこう、っていう感じだね、じゃあ。

優介:んー、そうですね…

澤部:楽しみです。他の4曲もはやく聴きたいなぁ、と。

優介:1曲ね、ギター弾いてもらったからね。

澤部:んー…憶えてないんだけど(笑)

優介:憶えてないでしょうね(笑)

澤部:そうそうそう…それもすごい昔の…(笑)

優介:こっそり録ってたんですよ、ホントに。

澤部:そう…すげー昔だったし…あー、懐かしいな。僕が喉を盛大に痛めてた時に録ってたんだよ、あれ。

優介:あー、そう…でしたっけ。

澤部:そうだ。そっちの意味でもなんにも憶えてないんだよね。

優介:あー、じゃあ…却っていいね。

澤部:そうだね(笑)新鮮な気持ちで聴けると思うなぁ。

優介:そうそう。

澤部:どういう仕上がりになってるかも気になるしなぁ。んー。

優介:どういう仕上がりに…ね。なってるんですかね、本当に(笑)

澤部:(笑)なんか、全体で10分ないんだっけ?

優介:そうだね。

澤部:アルバムのほうもそういう、短いのばっかなの?

優介:え、アルバムは…長いね。いや、短いかも。

澤部:(笑)いやー、でもさっき聴いてもらった感じでわかる通り、とにかく1曲1曲の情報量っつうのがね、すごいんですよ、優介が自分でトラック手掛けるやつって。それをね、いまから聴くのが楽しみです。分数は短いけれどもとびきりの音楽体験になるんじゃないかと思っております。もう購入済みの方はお楽しみに。まだ買ってない方はいつか出る流通盤をお楽しみに、という感じですかね。

優介:…はい。

澤部:(笑)じゃあCMです。

 

    [CM]    

 

澤部:京都α-STATIONからスカートの澤部渡がお送りしておりますNICE POP RADIO。この番組ではわたくし澤部渡おすすめの音楽、金曜のこの時間にピッタリな音楽をたくさんお送りしていけたらな、と思っております。今週のテーマは「佐藤優介と私」という…大げさなタイトルがついております(笑)まあ何分、学生時代からの付き合いなもんで。当時、いろんな音楽を教えてもらったりとかしてたんで、そういう曲を集めて持って参りました。

 まあ、1曲目にちょっとドギツいのをかけとこうかな、と。ルイス・フューレイ(Lewis Furey)という、カナダ生まれのシンガー・ソング・ライターがいまして。彼のアルバム…僕、たぶん、彼の存在を優介から教えてもらったんじゃないかな…ちょうど来日する時だったんだよね。

優介:そうですね…おれも憶えてないけど、あんまり。

澤部:あれ、行ったんだっけ?優介は。

優介:いや、行かなかったね。

澤部:僕も行かなかった…

優介:っていうか、来日をおれ、知らなかったと思うんだよな…

澤部:あ、そうかそうか。あ、思い出した。知り合いがルイス・フューレイ来日するんだよ、っつって、「誰すかルイス・フューレイって。聴いたことないっすわ」みたいな感じで話してたら、優介が持ってる、みたいな感じになって貸してくれたんじゃなかったかな…

優介:んー…

澤部:『The Sky Is Falling』を貸してくれて。まあ、聴いてもらうのはルイス・フューレイの1stから、"Hustler's Tango"という曲なんですけど。ちょっと一回聴いてみましょうか。

  

Hustler's Tango - Lewis Furey
 (from 『Lewis Furey』)
 

澤部:というわけで聴いてもらいましたのはルイス・フューレイで"Hustler's Tango"という曲でした。

優介:シングル出てたよね。再発みたいな感じで。

澤部:そうそうそうそう。

優介:買ったな、それ。

澤部:あれなんか、7インチたまたま買えた。当時の。

優介:あ、当時の?

澤部:うん。なんか、ジャケがカルテみたいなやつでしょ?

優介:…あ、そう、なんか…カルテか、あれ。

澤部:うん、みたいよ。で、「Lewis Is Crazy」って…

www.discogs.com

 

澤部:そう、この来日、けっこうさ…慶一さん(鈴木慶一)とかも当時観に行ってて…

優介:そう、慶一さんが行ってたのは憶えてるな。

澤部:なんか、Tシャツ着てたりしてたよね、ライヴで。

優介:そう、『The Sky Is Falling』のね。

澤部:後で聞いたら、ピース・ミュージック(Peace Music)の…

優介:中村さん(中村宗一郎)?

澤部:中村さんも観に行ってて…

優介:あ、そうなんだ。

澤部:なんか、ゆらゆら帝国で観に行った、みたいなこと言ってた気がする。

優介:みんなで?

澤部:みんなかどうか忘れたけど、とにかく亀川千代さんがめちゃくちゃ喜んでたんだって。

優介:あ、そうなんだ(笑)

澤部:そう(笑)意外…意外だけど、わかるような。

優介:わかるような気がするね、なんか…

www.cdjournal.com

 

d.hatena.ne.jp

 

澤部:まあそんなわけで、次いきましょうか。次はですね、ブライアン・ウィルソンBrian Wilson)とヴァン・ダイク・パークスVan Dyke Parks)の『Orange Crate Art』を持ってきました。

優介:いいね…

澤部:それもちょっと聴いてみましょう。

優介:あ、いいね……

澤部:いいよね…

  

Orange Crate Art - Brian Wilson & Van Dyke Parks
 (from 『Orange Crate Art』)
 

澤部:聴いてもらいましたのはブライアン・ウィルソンヴァン・ダイク・パークスの"Orange Crate Art"という曲でした。

優介:いいねぇ…

澤部:いいよねぇ…この曲がね、優介がくれたCD-Rのかなり後半に入ってて…

優介:ぜんぜん憶えてないですね…

澤部:でしょうよ(笑)

優介:ヴァン・ダイク・パークスはすごい好きで…ソロの1stがいちばん、好きで…

澤部:あー、『Song Cycle』…

優介:『Song Cycle』。さっきかけてもらった、おれの…

澤部:うん、"キラアク"。

優介:"キラアク"も…なんだろうね、ああいう…『Song Cycle』のやり過ぎ感、みたいの…やり過ぎだし、よくわかんないみたいな。

澤部:うんうん。

優介:そういうスピリットを入れたいな、みたいには思ってて…んー、すごい好きですね、ヴァン・ダイク・パークスは。

澤部:そう、僕、ヴァン・ダイクも優介に会うまで…聴いてはいたんだけど、よくわかんなかったんですよ。で、優介がヴァン・ダイクすごい好きだって言うから、けっこう、むりやり聴いて、がんばってわかったみたいなところがあった(笑)

優介:んー、おれもよくわかんないすよ、いまだに。

澤部:そう。取っつきにくい、って思ったんだけど、『Jump!』を聴いたら他のがぜんぶパッ、と…

優介:『Jump!』はポップだね。

澤部:ポップだからね、そう。あれで一回カタチが見えたら、他のアルバムがすごい、気持ち良く聞こえたなぁ。

優介:やっぱりおれは『Song Cycle』なんですよね。あれを初めて聴いたの、高校生ぐらいかな…

澤部:あー…

優介:もう、怖くて聴けなかった、1曲目…2曲目始まったぐらいで、ああ、これはちょっと怖いから一回止めようと思って、止めた記憶があるね。

澤部:へぇ…でもちょっとわかるわ。なんかブキミなんだよね、必要以上に…

優介:すごい怖いね。それはすごい影響受けましたね…

澤部:んー、そういう感じはしたなぁ…

www.discogs.com

 

 

澤部:じゃあ次、いきますか。次はわりと最近…遠征の車で優介がかけてて、うわー、めちゃくちゃいい!と思った曲なんですよ。

優介:なんだろう。

澤部:ジェームス・テイラーJames Taylor)の"Walking Man"…

優介:(笑)

澤部:ぜんぜん聴いてなかったんですよ、ジェームス・テイラー。『One Man Dog』だけ聴いて、あー、まだなんか早かったかなぁ…とか思って。

優介:いや『One Man Dog』、めっちゃいいけどね。 

澤部:たぶんいま聴いたら違うんだろうなぁ、と思って。ジェームス・テイラーで"Walking Man"を聴いてもらいましょう。

   

Walking Man - James Taylor
 (from 『Walking Man』)
 

 

澤部:聴いてもらいましたのはジェームス・テイラーで"Walking Man"という曲でございました。これもすばらしいっす。ホント、ついこないだのツアーの遠征の時の車でかけてて。なんか、その時けっこういろんなのかけてたよね。

優介:なんだっけ?

澤部:えーと、ナシメント(Milton Nascimento)のさ…

優介:かけたっけ…

澤部:なんか、男の子が2人座ってるやつ…あれ違うっけ?あれナシメントじゃないか。

優介:いや、ナシメントですよ。ぜんぜんおれ憶えてない、なにかけたか…

澤部:ホントに朝3時とか4時とかのぼんやりした感じに、急にかけだして…

優介:車でかけたいなら、町さんだけどね、おれは。

澤部:あー、町あかりね、好きだよねー、町あかりさん。

優介:町あかりさんは好きだね…

澤部:電気グル―ヴのヤツもすげーよかった。やっぱりあの人、声がいいんだね。

優介:いや、歌うまいよね…

澤部:うまいよね、んー。

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www.cinra.net

 

澤部:じゃあ次はですね…僕、アレサ・フランクリンAretha Franklin)もね、ちゃんと聴いたことなかったんですよ。

優介:あー。

澤部:で、それで優介が"Day Dreaming"を…

優介:教えたっけ…(笑)

澤部:なんかTwitterに書いててさ。亡くなった時に。

優介:あー…ね、亡くなっちゃった…

澤部:そうそう。で、あんまり通ってなかったから、そんなに…"Rock Steady"ぐらいしか聴いたことなくてさ。

優介:あー。

澤部:で、そんなにいいんだ、と思って聴いたらめちゃくちゃよかったんで…ちょっとそれも聴いてもらいましょうか。アレサ・フランクリンで"Day Dreaming"。

   

Day Dreaming - Aretha Franklin
 (from 『Young, Gifted And Black』)


澤部:アレサ・フランクリンの"Day Dreaming"という曲がかかっておりますけれども。これも…すばらしいですよね。

優介:これは…アレサが書いた曲ですよね。

澤部:そうそう。それにビックリして。いい曲だよね。アレンジもめっちゃいいし。

優介:演奏を聴くために聴いてた、っていうのもあるね…

澤部:そう。だから、わりとさ、演奏っていうよりも曲を聴きたいっていうタイプだったから、ぜんぜんわかんなかったんだよ。でもなんかこう、ある時、チャック・レイニーChuck Rainey)がどう、とか。そういうのを知るとさ…そういうのの推移がわかると曲がおもしろくなくても聴けるっつうのが…

優介:んー、やっぱりベース…一時期ベースがすごい好きだったから。自分で弾くのも。

澤部:うんうん。

優介:だから、チャック・レイニーとかジェームス・ジェマーソン(James Jamerson)をすごいコピー…しましたね。

澤部:あー…やっぱりそうなんだね。ちゃんとコピーとかするんだね。

優介:コピーっていうか、まあ、聴いて…

澤部:どういう動きするんだ、みたいなね。

優介:そういうのばっか気になっちゃう…気になったら、わかるまでやろう、っていう風になっちゃう。

澤部:んー、さすがっす。というわけで、アレサ・フランクリンの"Day Dreaming"という曲を聴いてもらいました。

 

澤部:で、最後に1曲…まあ大ネタなんですけど。

優介:なんですか?

澤部:トーキング・ヘッズTalking Heads)を持ってきました。

優介:おお…

澤部:僕、その…なんつうんですかね。母親の音楽の影響がすごいデカくてさ。

優介:(あくび)はい。

澤部:(笑)

優介:ごめんなさい(笑)

澤部:この話になっちゃうんだよ、いっつも。

優介:いやいやいや、どうぞ、してください…

澤部:なんか、母親がトーキング・ヘッズ大瀧詠一をすごい嫌いだったんですよ。

優介:(笑)

澤部:で、それでね、聴くのがすごい遅れたの。

優介:んー。

澤部:で、優介、トーキング・ヘッズも好きだったじゃん。

優介:好きですね。

澤部:それで…最初100円で買った『Speaking In Tongues』とか聴いてたんだけど。で、そこで改めて、ようやく…優介がトーキング・ヘッズ好きだって言ってて、ちゃんと聴くようになったのよ。

優介:そうなんですか…(笑)

澤部:そうなんですよ(笑)なのでね…トーキング・ヘッズの"Once In A Lifetime"を、あえて(笑)

優介:(笑)

澤部:もう、大ネタ中の大ネタで締めたいと思います。

 

Once In A Lifetime - Talking Heads
 (from 『Remain In Light』)
 

優介:来日しないのかな…いまやってるツアーがいいんだよね。

澤部:へー。

優介:見てない?映像。

澤部:あー、見てないや…

優介:ホント?すごいよ。全員「立ち」で、マーチングみたいにやってる。

澤部:あー…

優介:ドラムもスネアだけの人と、キックだけの人がいて。キーボードとかギターとか、全員「立ち」で。マーチングみたいな感じのバンドで。

澤部:へー…すごい…

優介:デヴィッド・バーンDavid Byrne)がね。で、キーボードはなに使ってると思います?

澤部:…リフェイス(Reface)?

優介:クロス(KROSS)なんすよ(笑)

澤部:(笑)

優介:「立ち」だから…

澤部:軽いほうがいいわけだね。

優介:マーチング的には軽いのがよかったんですかね。音すげぇダセーんだから…ペナペナな音しか出ないから…(笑)

澤部:(笑)

優介:また、サックスとかもヘンな音。再現するためにさ。

澤部:あー、はいはい…

優介:サックスとかの音出すの、KROSSの。

澤部:あー、キツいね。

優介:しょぼい音でやってんの、これ…

澤部:まあでも、スゴ味があればね。見た目のね。

優介:そうそう。まあサックスならさ、いてもいいじゃねぇかって…(笑)

澤部:いてもいいよねサックスは!(笑)デヴィッド・バーンでしょ?サックスぐらい呼べるっしょ。

優介:そっちならむしろね…

www.youtube.com

 

 

澤部:いかがでしたでしょうか。今週は「佐藤優介と私」なんていうテーマで選曲してみました(笑)改めまして、この時間にお送りしましたのはLewis Furey"Hustler's Tango"、Brian Wilson & Van Dyke Parksで"Orange Crate Art"、James Taylorの"Walking Man"、Aretha Franklinの"Day Dreaming"、Talking Headsの"Once In A Lifetime"、以上5曲でございました。

 

 という感じでやっぱ…この曲もすげーカッコいいよね…

優介:んー…そうね。

澤部:優介はトーキング・ヘッズだとどのアルバムがいちばん好きなの?

優介:どのアルバム…みんな、けっこう好きですよ。これ(『Remain In Light』)も好きだし…でも元々、聴き始めたきっかけがYMOだったから。YMOが影響を受けた、ってなんかで言ってて…トーキング・ヘッズに。それで聴いてみようと思って、聴いてたから、最初ね。

澤部:あー、じゃあ『More Songs About Buildings And Food』とか、あの辺なのかな?『Fear Of Music』とか?

優介:『Fear Of Music』もいいね。1stもすごい好きですけどね。

澤部:いいよね。なんかいま…いま聴くとちょうどいい感じがするかも…

優介:んー…

澤部:…そんなこともないか(笑)

優介:無いね(笑)

澤部:すいません(笑)まあ、きょうオンエアーした曲のレコードを後日、わたくしのインスタグラムにアップしていく予定です。気になった曲があったという方はインスタアカウントの澤部渡、または「スカート 澤部 インスタ」ないしは「@skirt_oh_skirt」などで検索してみてください!

 

www.instagram.com

優介:めっちゃインスタって言うね。

澤部:そうなんですよ…

 

 

一番偉い人へ - とんねるず
 

 

澤部:えー、お送りしている曲はきょうのゲストの佐藤優介くんの選曲で…この曲はなんという曲でしょうか?

優介:"一番偉い人へ"。おれと先輩の出会いの曲なんです、これは。

澤部:そうでしたっけ?(笑)

優介:懐かしいですね、ホント…文化祭でね、二人で歌ったよね。

澤部:そうでしたっけ??(笑)

優介:懐かしいなぁ…

澤部:いや、ウソですよ?(笑)この曲聴いたの、去年ですから(笑)

優介:えー、さっきも話したけどね、この曲が好きだっていうんで意気投合して…大学の時に…

澤部:そうそうそうそう…(笑)ウソだと言ってもまだする?その話を…(笑)

優介:ホント、うれしかったですねあの時は…

澤部:そうだね…これ去年のね、「佐藤優Destroy All Monsters」っていうライヴでやったね。

優介:またやろうかな、4月ぐらいに。

澤部:そう、まあでも、なんかやったほうがいいよ。

優介:んー…

澤部:まあ『Kilaak』…あの内容はライヴじゃぜったい再現できないとは思うけど…

優介:そんなことないですよ?

澤部:ホントに?できる?まあやってみたら?ライヴやったほうがいいよ。

優介:やろうかな、4月ぐらいに。

澤部:うん。じゃあまあ、その辺の…優介先生の動向を、みなさんもチェックしてもらえればと思います。えー、お知らせという感じで…なんかありますか?『Kilaak』が出てます、みたいな。

優介:おれ?

澤部:そうそう。

優介:いや、さっき言ったし、いいや。

澤部:(笑)はーい!じゃあ、スカートの告知をやろうかな…あ、でも4/30の姫乃さん(姫乃たま)の、渋谷のさくらホールでやるやつは、ひさしぶりに「僕とジョルジュ」でライヴやりますね。

優介:んー、たぶんこれが最後ですね。

澤部:そうなの?(笑)そんな気軽に言っていいんですか?

優介:最後じゃ…だってもう、なんもないし。

澤部:あー、まあ決まってはいないからね、先はね。

himenotama.com

 

澤部:まあまあまあ、スカートもいくつかお知らせがあるので、スカート通信。ニューシングル『君がいるなら』、アナログ『20/20』好評発売中でございます。えー、遠征のライヴがいくつか。3/21(木・祝)は神戸の蘇州園で開催のイベント「御影ロマンス 2019」に弾き語りで出演。3/22(金)は沖縄那覇Outputでアナログフィッシュ20周年のイベントに出演。これも弾き語り。3/31(日)は大阪味園ユニバースで開催のイベント「CHOICE VOl.18」に久しぶりのバンドで出演、という感じです。他、詳しくはスカートのWebサイトをチェックしてください。

優介:おれもそういえば大阪行くわ、KID FRESINOで。

澤部:あー、じゃあそれとか言いなよ。

優介:日にちわかんないや。

澤部:いま調べる?

優介:2月に…どこだっけ、梅田の…

澤部:シャングリラ?

優介:いや…トラッド…

澤部:あ、TRAD?

優介:だったかな…

澤部:2/21(木)だそうです。梅田TRAD、ぜひ遊びに行ってください。

優介:もう、いこう、これ。「NICE POP RADIOではメッセージをお待ちしております。」

澤部:(笑)α-STATIONのホームページにある"メッセージ"から番組「NICE POP RADIO」をセレクトしてお送りください。FAXは京都075-344-8940です。Twitterアカウントをお持ちの方はハッシュタグ、カタカナで「#ナイポレ」を付けてつぶやいてください。番組の感想やわたくしへのメッセージ、選曲テーマやカヴァーのリクエストなどもお待ちしております。

優介:あ、ナイポレってこれだったんだ…

澤部:そうなんですよ(笑)

優介:なるほどね、ナイス・ポップ・レディオを略して「ナイポレ」だ!

澤部:ナイポレなんです。

優介:おれずっとTwitterでナイポレ、ナイポレって…なるほどな。

澤部:そうなんです。これだったんです。

優介:ははーん…きょう来てよかったよ。

澤部:(笑)ひとつ事を知ったね。

優介:謎が解けた…

 

澤部:じゃあ、今週最後にお送りしますのは…僕が好きな佐藤優介ワークスを1曲聴いてお別れしようと思います。もうだいぶ昔ですね。6,7年前に、ムーンライダーズっていう僕らが大好きなバンドがあって、その『MODERN MUSIC』っていうアルバムをデラックス・エディションで出した時に、2枚組にしてその2枚目がリミックスになってる、みたいな感じになってて。僕とかトクマルシューゴさんとか…の中に優介もいて。そのリミックスが僕、すっごい好きなんで。ちょっとそれを聴いてお別れしようと思います。

優介:すごい昔ですけどね、これ。ホントに…

澤部:んー。これ聴いた時、ホント衝撃で。たぶん同時期ぐらいに"トロッコ"とかもやってたじゃん。カーネーションのトリビュートで…

優介:おんなじ時期だっけね。

澤部:ちょっと、こっちのほうが前かな…?

優介:前、かも…

澤部:とにかく、あの2曲はすごい衝撃でしたね。

優介:んー。楽しかったですね、やってて。

澤部:なので、それを聴いて今週はお別れです。じゃあ、ムーンライダーズの"Back Seat"の佐藤優介リミックスです。NICE POP RADIO、この時間のお相手はスカートの澤部渡と…

優介:…あ、佐藤優介でした。

澤部:(笑)また来週~

 

Back Seat [Remixed by カメラ=万年筆] - MOONRIDERS
 (from 『MODERN MUSIC Special Edition』)